「名前はね、一枚の絵 だと思って眺めるのがいいんですよ、伊野華絵ちゃん」
お世話になった先生からは すでに卒業していますが、この言葉は いまでもわたしのなかで
心地良い音でエコーして、そしてわたしを励ましてくれています。
昨日は 文字の歴史を調べることにかなり時間を割いていたのですが、ふと、あらためて「文字」の定義をチェック。 以下を確認し、上述の先生の言葉に大いに納得したのでした。
文字とは、言葉・言語を伝達し記録するために線や点を使って形作られた記号のこと。
起源は、多くの場合ものごとを簡略化して描いた 絵文字(ピクトグラム) であり、
それが転用されたり変形、簡略化されたりして文字となったと見られる。
そうなんです。 文字を遡れば 「絵」が起源であり最初は「絵文字」だったのです (←絵文字)
今年の初めに 京都の漢字ミュージアムで体験したワークショップも このことを教えてくれました。
https://ameblo.jp/inohanae/entry-12240418752.html
名前を観るときは 下流から上流へ まるで サケの遡上 のように、源流に近づく意識が
必要なんです。
コレ、サケさんたちと同じでかなりパワーが要るんです。ハイ。
わたしたちは この世に新しいものを創出したがりますが(出産、発明、創作)、 同時に
源へ還りたい という衝動もあわせもっているようですね。
※本日のヘルメス: 文字の神
ヘルメスの丘 伊野華絵(いのはなえ)
http://inohanae.world.coocan.jp/