先日 名前の脈 と題して掲載しましたが 今日はその続きです。
先日の日記：
名前に観る脈も 「気の流れ」 と同じです。
眺めていて 気が通るように心地よいか そうでないか が大きなポイントとなります。
特に重要な箇所があるのですが・・・ これはまた次回（＾－＾）
この続きです。
占術の勉強は 「術」 というぐらい 「アート」です。 そこには型やルールが必ずあり、
それは奥が深く 非常に複雑で細かいものです。
たとえば、姓名ひとつとっても
・使われている文字（漢字、ひらかな、カタカナなど）の形、由来、意味
・文字の読み方（音声につながる）
・文字の各画数
・文字の組み合わせによる格数
・全体の数の配置
・全体の音声の流れ
・全体の陰陽配置
・上記を加味した総合的なシルエット
これらをすべてつぶさに見てゆく必要があります。
こう書くと大変ですよね。・・・はい、大変ですし、最初は特に ゼイゼイするほど大変です 
ですが こういうつぶさな観察を繰り返し体験してゆくことで あるときふっと シンプルに見渡せる丘に到達することがあります。 そのときの感想はこうです。
「ああ、 ただ感じ取ればよかったのだわ～」
それはまるで 長い道のりを登山して 見晴らしの良い峠に辿りついたような気分です 
（その先もさらに上はあるのですがね～）
さて。
よい名前というのは 名前に流れる脈の流れ がきれいなんです。
きれいとは、自然体でサラサラしているということ。 自然体というのは、無理がないこと。
つまりあれです、「血液サラサラ」 と同じです。
わたしはこれを 呼吸を通じて感じ取ります。 やり方はこんな感じです。
１．対象となるお名前を 真っ白な紙に 縦書き します。
２．右横にふりがなもふります。
３．お名前を声を出して読み上げます。 これを３度繰り返します。
たとえばわたしの名前なら
伊 い
野 の
華 はな （←これも縦で書いてください）
絵 え
こう書いて 「伊野華絵（いのはなえ）、伊野華絵（いのはなえ）、伊野華絵（いのはなえ）」
と読み上げます。
４．その後 目をつむって ゆっくり深呼吸する。
ここで 自分の中にどんな気の流れを感じるか？
こ・れ・が 大事でーーーーす！
こんな感じですので 鑑定は本来 誰もいない 静かな場所で ひとりで行います。
（周囲に人がいる環境では 少しシルエットがぼやけて 掴み取れない部分が増えたり、気の流れが感じ取りにくいです）
これは先生から伝授されたわけではなく 教えていただく過程で自分が辿りついたやり方でした。
ちなみに先生の場合は 名前を観た途端、意識がその名前の持ち主にトリップするのだとおっしゃっていました。・・・だからシルエットがまんま見えるわけか 
それでここからが前回の記事の続きになります。
お名前を感じ取ったときに 流れの悪い場合 それがきわだってしまう箇所があります。
それはどこかというと、
姓の最後の文字と名前の最初の文字
ここの組み合わせです。
ここはですね、人体で言うと「背骨」に相当する部分で 非常に大切な箇所なのです。
たとえば
姓の最後の文字の画数と名前の最初の文字の画数が同じ数
だとすると
名前の中の「気」がどうしても滞ってしまう。。。
おぼえていますか？ わたしが繰り返しお伝えしている
「易学は 重複を忌み嫌う」 例です。 同じ数は「重複」です。
例を出します。
遠山三郎 というお名前があったとします。すると
姓の最後の文字の 「山」は 三画
名の最初の文字の 「三」も 三画
こういう状態のことです。
なんかね、、お名前を読み上げた後呼吸すると 深く呼吸できない。。。姓から名への気の流れがサラサラにならないんです。
姓と名のジョイント（接合）部分って すごーく大事なんです。
気の流れがよくないとどうなるか？ それはケースバイケースですが 人生で 「滞りやすい」現象が起こりやすい ということです。
名前というのもひとつの風景であることをお忘れなく
文字は本当に面白いです。特に漢字。 書き出すととまらない分野ですが 夢見と並行させながら、
ぼちぼち書いてゆこうと思います。お楽しみに♪
※本日のヘルメス＝占術・文字の神
ヘルメスの丘 伊野華絵（いのはなえ）
http://inohanae.world.coocan.jp/