楽しい楽しい、虫の知らせ | ヘルメスの丘 ~In Tune with Hermes~

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伊野華絵(いのはなえ)の世界へようこそ。
ヘルメス(水星)が誘う、人生を楽しむ術。

虫の知らせ: よくないことが起こりそうな気がすること。悪い予感。

 

語源由来辞典より引用

 

 

語源、由来も面白いのでそのまま引用します。

 

虫の知らせの「虫」は、古く、人体の中に棲み、意識や感情にさまざまな影響を与えると考えられていたもので、潜在意識や感情の動きを表す。

 

「虫がいい」「腹の虫が治まらない」などの「虫」も、この考えから生じた語である。

これら「虫」の付く言葉の多くが悪い事柄に用いられるのは、生まれた時から人体に棲み、人が眠っているすきに体内から抜け出して、その人の罪悪を天帝に知らせるという道教の「三尸(さんし)・三虫(さんちゅう)」に由来するためと考えられる。

 

 

「虫の知らせ」は悪い予感、ですが、どうやら「虫」自体は悪くなくて、むしろ天と通じ合っている存在のようですね。

 

 

古代エジプトでも 神聖化されていた虫がいて有名ですね。その名も「スカラベ」。

こちら、和名になると「フンコロガシ」。・・・なんだか随分格が落ちるような印象ですが 笑い泣き

 

 

実はわたしにも この週末 「虫のお知らせ」が ありましたヨ。

 

 

ただ、今回わたしの場合、 楽しい楽しい虫のお知らせ 爆笑  でした。

 

 

 

わたしはテレビを観ないですが、時々パソコンで Youtubeなどにアップされた動画は観ます。

 

 

特に「作家」や「研究者」が出演する番組や対談番組で面白いのを発見すると好んで聴きます。

 

 

書くのが好きなので 本を執筆するような人物には やはり興味の矛先が向くもの。 そこに理系の難しい内容をわかりやすく話してくれるとなるとますますぐぐっと惹かれます照れ

 

 

最初に見つけて聴いたのが、養老孟司さん。

 

「バカの壁」は随分前に読みましたが それ以降は特に興味もなかったです。 

ああいうズケズケ言う頑固系なおじさまのトークも面白いなあと久しぶりに傾聴しました。

 

 

次に見つけて聴いたのが、福岡伸一さん。

彼の「動的平衡」は実に面白く読んだものです。そして久しぶりにあの独特な声を聴きました。

これまた面白かった。

 

 

三人目は、荒俣宏さん。

わたしは彼の作品はいままでまったくご縁がない。 ですが、そのお名前とオカルトや風水好きなことぐらいは知っていました。

 

 

この三人がゲスト出演するトーク番組をたまたま見つけ、(同時出演でなくそれぞれの番組です) 続けて聴いていたのですが、全員に共通するワードが出てきたのです。 

 

 

それが、

 

 

「虫」 でした グラサン

 

 

びっくりしたなあ。もうぅ。

 

 

養老さんや福岡さんは 大の虫好き。 理系の研究者ですからそれはもう相当に深く深く 虫探究。

 

お二人とも本当にうれしそうに虫の話をされるのです。

 

 

一方、荒俣さんについては、ユニークな経歴の人、面白い話をする人だなあと番組を聴いたあと人物像を調べてみると、なんと彼は

 

 

「本野太郎(ほんのむしたろう)」

 

というペンネームをおもちでした爆  笑  

 

 

トークの内容もそれぞれにたくさん私に気づきを与えてくれ、実に面白かったです。

 

人の数だけ それぞれの生き方の景色があるものだなあと改めて思いました。

 

 

これはわたしにとって 楽しい「虫のお知らせ」でした。

 

 

さて、次は 「ファーブル昆虫記」でも読もうかな??? はてさてウインク

 

 

最後に わたしが聴いた番組をご紹介しておきます。興味がある方はぜひどうぞ♪

 

 

 

☆「ラジオ版 学問のススメ」は 他にも沢山アップされていてどれも面白そうです音譜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それではまた明日☆

 

※本日のヘルメス: 文字、言葉の神

 

 

ヘルメスの丘 伊野華絵(いのはなえ)

http://inohanae.world.coocan.jp/