饒舌（じょうぜつ）
饒舌とは、手元の辞書によると
やたらにしゃべること。また、そのさま。おしゃべり。多弁。
とあります。
輪の中心にいる人というのは 周囲を惹きつけ、それなりに饒舌である人のケースが多いです。
その饒舌さ。 場もおおいに盛り上がって楽しいものではありますが、
時には 反面教師として学びを見せつけられることもあります。
「こんなこと言っていいのかな～」
「ここだけの話だけれど」
「ちょっと披露するけれど」
周囲が会話の中心にいる人に夢中になり その中心人物が "饒舌" になってきたとき こんな切り口で
いわば 「暴露」 が始まることが多いです。
その内容は大概、人としては 他言しないほうがよい類のもの・・・。
前置きとしてのエクスキューズ（言い訳）を武器に、その人は とっておきの話を披露します。
わたしもそんな場面に 「とりまき」 として加わった体験が何度かあります。
あとで振り返ってみても思うのですが
冷静になって その話を思い出してみれば 他言せずに
「そっと秘めておくべきこと」 でした。
これは 饒舌な状態の人だけでなく 周囲の聞く側にも大いに責任がありそうです。
一度口から漏れたものは なかったことには できないもの。
自らが気をつけたいことのひとつだな、と思った 最近の出来事でした。
昨夜は暑くて夜中に目が覚めてしまいましたが、今夜は比較的涼しいようです。
8月ももう終わりに近づいていますね。 暑さもやわらぐのだろうか・・・
おやすみなさい☆
ヘルメスの丘 伊野華絵（いのはなえ）
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