易学 | ヘルメスの丘 ~In Tune with Hermes~

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伊野華絵(いのはなえ)の世界へようこそ。
ヘルメス(水星)が誘う、人生を楽しむ術。

易学。 えきがく と読みます。

 

コムズカシイように 感じるかもしれませんが 簡単にいいますと

 

易学とは 占術の学問のことです。

 

 

「易」 という漢字は 象形文字にあたり その姿は

 

「トカゲ」 の象形です。

 

 

トカゲは、 光の当たり具合によって 身体の色が変化するように 「見える」 というところから

 

「変わる」「変化」 を 意味する

 

「易」 という漢字が成り立ったといわれています。

 

 

この由来からも頷けるのですが 

 

易学の真髄は 変化 であります。

 

 

易学は 変化が どのように変化してゆくのかを 観測・探求してゆく学びといえます。

 

 

こう書くと またまた コムズカシイ感じになりますが

 

森羅万象=宇宙における一切のもの というのは ある一定の法則の中で常に変化するものであって

 

変化こそが 自然で当然であり わたしたち誰もが もれなくその中で存在している ということです。

 

 

占いの原点は 天体観測から生まれた  です。

 

 

暦とは、厳しい自然環境の中を生き抜くために 人間が途方もない時間をかけて取り組んだ、

 

天体・自然観測の蓄積からうまれた叡智です。

 

観測とは 変化を追うこと。 変化の中から ある一定の法則を見いだします。

 

 

暦の叡智をベースに わたしたちは 自身の運命サイクルを観測する術(アート)を手に入れたのです。

 

 

ですので、占いというものは 暦から生まれた子供であって、 それが意味するところは、

 

 

星も人も臓器も細胞も サイクルのスケールが異なるだけで 従っている法則は同じである 

 

それぞれ固有の存在が 同じ宇宙のプールの中で泳いでいる

 

 

といったような概念が根底にある ということです。

 

 

 

 

占術を学ぶと 変化しない ということに違和感を持つようになります。

 

それは「固執」という形になり、 自然体とは真逆の現象です。

 

 

自然を観れば一目瞭然ですね。

 

 

野に咲く花と人工造花。 前者は環境と時間で刻々と変化し、後者は・・・ ということです(^-^)

 

 

さて、易学のお話、明日に続きます。 

 

 

ヘルメスの丘 伊野華絵(いのはなえ)

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