卒業 | ヘルメスの丘 ~In Tune with Hermes~

ヘルメスの丘 ~In Tune with Hermes~

伊野華絵(いのはなえ)の世界へようこそ。
ヘルメス(水星)が誘う、人生を楽しむ術。

昨晩は遅くに(日付変更線時間の直前)満月でしたが、みなさまいかがでしたか?

 

 

昨日の満月は、占星術上では、太陽は「うお」に、月は真向いの「おとめ」に位置する満月でした。

 

満月は事の終わりの象徴ですが、終わりとは同時に始まりも意味します。

 

これは、新月のときも同様です。

 

 

私は満月時間の前後に静かに瞑想をしたのですが、とてもとても大きな

 

『解放感』 

 

を味わいました。

 

 

これは、今朝目が覚めた直後に、ありありと身体全体で実感しました。

 

 

ここ1年ほど、徐々に自分の中で違和感を感じ始めていたこと。

 

 

それをはっきりと自覚し、自分で認め、そして、違和感となることから

 

「卒業」

 

をすることができました。

 

 

昨夜が境界線だったように思います。

 

 

それは、長らく易学や姓名判断を教えてくださった先生からの

 

『卒業』 です。

 

 

その方からは、15年以上にわたり有形・無形の財産をいただき、私は大いに鍛錬されました。

 

その方からの、卒業です。

 

 

とても恰好をつけた表現をするとしたら、一種の

 

 

『守・破・離』 体験でしょうか。

 

 

師匠の型を忠実に守り、それを破り、そして離れてゆく。

 

 

そんなことがいえるほど、教えを吸収できたのかといえばそうではないかもしれない。

 

 

でも、世界の観方がお互い完全に違うのだ、と感じ始め・・・

 

 

その方の言葉もヒントになりました。

 

 

『これは、あくまでも私の経験上からでしかないからね』

 

 

人の経験は人の数だけあり、そして経験をどうとらえるかもその人それぞれ。

 

 

占断は、あくまでも鑑定する人のフィルターがかかるものです。

 

 

彼が男性で、私が女性ということも大きく影響しているのかもしれません。

 

 

どうしても、のぞく「窓」の風景にずれが出てきて、いつの間にかそのずれが大きく大きく・・・

 

 

彼に学びつつ、いつの日かわたしはその方から卒業し、自分の道をゆかなければならない。

 

 

そう思っていて、とうとうその時がやってきました。

 

 

これを自覚し、認め、そして思いきるまで1年以上もかかってしまった。

 

 

ゆうべそれをはっきり自覚し、自分で決断できました。

 

 

すると、恐れがでるかと思いきや、実に大きな大きな

 

 

『解放感』 がやってきました。

 

 

これからは、もっと私に観える風景を もっと わたしらしく、 伊野華絵らしく、表現してゆけそうです。

 

 

・・・なぜだか、ヘルメスがぐっともっと、身近になったぞ。

 

 

私の屋号を、「ヘルメスの丘」に変更して1年。 

 

ヘルメスは、私のこの新しい第一歩を1年かけて待ってくれました。

 

ありがとう、ヘルメス。 これからもよろしくネ。

 

 

ヘルメスの丘 伊野華絵(いのはなえ)

http://inohanae.world.coocan.jp/