烏(からす)。
手元の漢字辞書によるとこの字は、「カラス科の野鳥の総称」 とあります。
他に、「黒い」という意もあります。カラスが実際黒いところから、ということです。
驚いたことに、「太陽」の意も記されています。それは、中国では
太陽の中に、三本足のカラスがいる
という伝説があったことから、ということです。
中国にそんな伝説があったとは。知りませんでした。
この烏(からす)、画数でいうと10画です。
鳥(とり)は11画なんですが・・・ 非常に意味深な、一画違いです。
京都には「烏丸(からすま)」という地名があります。
ええ、私もよく利用する駅のひとつが「烏丸(からすま)」です(^^) 烏丸の名の由来を調べてみると、これまた面白いです。
人の名も地名も、いわば"器へのラベル貼り"なのですが、本体とラベルは引き寄せあうようになってますから・・・あて字であっても、単に思いつきでも、真剣な改名でも、たんなる偶然とはみないんです。少なくとも、私は。
ところで、烏(からす)という字には、妙な入口があります。なにやら不思議な呼び鈴がついてますねえ。。
というわけで、今朝はなぜだか、烏(からす)さんを取り上げてみました。
神戸は昨日から雨が降っています。少し暖かいです。
みなさま 今日も良き日を!
ヘルメスの丘 伊野華絵(いのはなえ)
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