十字(じゅうじ、クロス、英:cross)とは:
幾何学図形の1つで、2つの線(棒)が互いに直角に交差して、片方または両方の線が中央で分割されている。
上記は、Wikipediaからの引用ですが、そこには加えてこのような記載もあります(以下、引用)。
十字は最も古代から存在する人類のシンボルの1つであり、多くの地域で使用されている。太陽のシンボルや、キリスト教の十字架、南十字星の他にも、世界の四大要素や方位、あるいは縦線を神性、水平線を世界とした統一概念の象徴などとして使われている。
「十字」は、時代や民族を超え、人類の潜在意識に最も深く刻印されているシンボルのひとつでしょう。
シンボルとは、抽象的な概念を具体的な事物や形(記号など)によって表現したものです。
それはより多くの人が共有するほど、また、認識される歴史が長いほど、私たちの内在に、影響をもたらします。
影響をもたらすとは、あらがうことができない反応を自動的にもたらす、という意味です。そのシンボル力のコントロール下におかれるといってもいいかもしれません。
シンボルの影響力は、人類全体におよぶもの、民族的なもの、国家的なもの、また、個人的なものと規模は様々です。
当然のことながら、共有エリア・時間が広く長いものほど、個人的な力では抵抗できないものです。どうやっても逆らうことができない。まるで、本能的反応(例:熱いやかんに触ったら、すぐさま手を放すような)に接近するような力を持ちます。生まれた時点ですでにプレインストールされてアプリケーションのようですね・・・。
シンボルはいわば、
「人類の概念上の創造物」
なのですが、この世に信じられないほど存在します。むしろそれだけで構成されているようにも観えてきます。 ただそれらの影響力に無自覚な状態で日常生活を送っているだけです。
その無自覚な状態から、ちょっとだけ抜け出してシンボルの世界を探索してみると、とても興味深い発見があります。
ちなみに、わたしが楽しんでいる占術は、『象徴』だらけの世界です。
タロットカードは、代表的な「象徴言語」の世界です。
姓名判断も、一文字ずつが強烈なシンボルです。
占星術も、ホロスコープ(天体図)にちりばめられる天体記号そのものが偉大なシンボルです。
夢の世界もまた、シンボルの宝庫です。
そして、「数」こそが究極のシンボル。・・・目下の私は、そう感じています(^-^)
シンボルの世界を探索するとは、それらと「意識的に接する」ということだと思っています。
無造作にしない。記号的に扱わない。つまり、「大切にコミュニケーションする」のです。
そしてそして。ヘルメスとは、このシンボル全体の叡智を象徴する神であります。
私は、ヘルメスの手のひらで遊んでいるようなものですね~
この遊びはきっと、飽ききるまでやるんでしょうね。はてさて、飽ききるのかしら?
上記3枚は先日、京都の北野天満宮で私の目を楽しませてくれた梅たちです。
梅まつりは今月下旬のようですが、境内の梅たちは5分咲きぐらいになっていましたヨ。
花にまつわる「シンボル」探しも これまた楽しいものです♪
京都も花も、私の個人的歴史の中では、多大な影響力をもつシンボルたちです☆
さあみなさま、どうぞ楽しい週末を!
ヘルメスの丘 伊野華絵(いのはなえ)
http://inohanae.world.coocan.jp/