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一歩一歩 前に前に(小学生バレーボールチーム 矢口タートルズVC)

このブログは小学生バレーボールチーム「矢口タートルズVC」の情報と、小学校教育に関する情報を発信しています。

今日も新チーム作りに時間をかけました。
かねてからセッターの練習をさせていた5年女子を初めてポジションに入れて、ツーセッターのフォーメーションにしてみたのです。ねらっていたライト側のレシーブの穴はふさがりそうですが、予想とちがったのは、ブロックを飛ばしてもそれほどの高さがなかったこです。これは練習で鍛えて、ジャンプ力をあげるしかありません。都大会を目標にするということは、ブロックなしでは考えられないことですので、今のメンバーの中から何とかするか、または身長のある子を入部させるしかありません。

私が指導する中で、一番得意とするフォーメーションは「3-3フォーメーション」で、セッターがブロックの真ん中にいる状態がよいのですが、そのためには最低でも身長150センチある子が3名必要です。今はできません。まずは「1-3-2フォーメーション」でレシーブをしっかり固めています。次はブロック2人を飛ばせる「2-1-3フォーメーション」をやらせようと思います。「2-2-2」を指導するのはあまり得意ではないため、たぶんやりません。

夢ばかり語っていてもしょうがないので、目の前の課題を一歩一歩乗り越えていきましょう。
都大会予選に出場している他のチームは、いまはシード権戦などを行っており、どんどん新チームを作り上げている頃です。矢口タートルズは、まだ都小連には加盟していないため、ミカサ杯教育大会(新人戦)には出場しません。そのため、これまでは4年生の技術を高めることを2か月間かけて取り組んできました。その成果は、アンダー10大会での優勝にあらわれました。ねばりにねばるチームができあがったのです。

さて、今日からいよいよ心に秘めてきた、新チームメンバーでの練習を始めました。優勝した4年生チームを基本として、レフトとライトのアタッカーポジションに5年生男子を入れて攻撃力を最大にする。そう簡単にはボールを落とさないチームに攻撃力が加われば、かなり強いチームになると計画してきたことは間違いありませんでした。今日の部内練習試合の様子を見て、子供たちに伝えたことは、
「この4,5年生チームならば、今の状態でも都大会出場をねらえるレベルになっている。もし都大会予選に出場していたら、かなりの確率で都大会に勝ち上がれるだろう。そこまで成長していることに自信をもっていいですよ。」
ということでした。

しかし、対外試合をほとんどしていないことから、今年度の教育大会のレベルが私にも正確には分かりません。それがはっきりするのは、月末の江東区での交流練習会になります。この交流会で、我々のチームの新しい課題がはっきりするでしょう。もし、そこそこ試合をすることができたならば、4月以降に本気のチャレンジを開始して、本当に1年目にして都大会出場となれば、それは小学生バレーボール界でも歴史的なことです。(大言壮語を書いてしまいました。予選を勝ち抜くことがそんなに簡単なことではないのも事実です。)
今後、遠征が増えることを想定して、イノッチ車に改良を加えました。
まずは定期点検に合わせて、タイヤを新品に変えました。ピカピカのタイヤに変えたことで、乗り心地も少し良くなりました。
次に、車内でDVDを見ることができるようにしました。そしてハイキューDVD全巻をそろえました。また、これまでのチームに見せてきたDVDもいろいろとあるので、たいくつしない車になったと思います。
実は車内カラオケマイクセットも持っているのですが、入っている曲が古いため、今の子供たちに歌える歌がなく、設置をためらっています。大人なら大いに楽しめる曲が多くあります。

さて、今日は部内お楽しみバレーボール大会に向けて、大量のお菓子を買いました。・・・・・調子にのって買いすぎました。
1週間かけて、お菓子トロフィーに作り上げます。
あまり差をつけずに、ほぼ同じものを6個作ろうと思っています。
中森明菜 ~TV特集選集~


中森明菜ベストを車に録音しました。

遠征が多くなる予定なので、次は車内モニターを設置して、DVDを見られるようにする予定です。
今は出していませんが、車内カラオケマイクも持っています。
今日の練習も、子供たちの成長がたくさん見られました。とくに最近はボールをつなぐレベルが急上昇しています。そう簡単にボールを落とさなくなったため、ラリーが長く続くことが増え、バレーボールの楽しさを、ますます感じられるでしょう。

今は、高学年チーム、4年生チーム、下級生大人チームの3チームが組めて、対等なレベルで試合をすることができるため、チーム内練習としては理想的な状態です。そして、3チームとも、セッターが一気に成長しています。ここへレシーブが来そうだと読んで先回りする能力が高まっています。セッターが2本目をつないでくれれぱ、チームのみんなは安心してプレーできます。

さて、標題のバックステップですが、この練習をすることが、緊急課題だと見ています。前左右の動きはどんどん良くなっている反面、後ろにさがる動きができていません。日常生活でもあまりしない動きになるため、特別に練習しないと難しいのです。
昨日、私はSLAM DUNKの映画を見てきたのですが、このバスケットボールのアニメの中でさえ、バックステップの大切さを表現していました。映画を見ながら、バレーボールの練習でもやらせないといけなかったなと、大いに反省をしたわけです。来週からトレーニングの中に組み込みます。



別の話題で、新型コロナの第8波について、私なりに予言をしていました。12月の上旬から中旬でピークに達し、その後おさまってくると。きっとそういう状況になるだろうから、学校運営も、これまでのような緊急対応する必要はないだろうと、副校長には伝えていました。
その理由を書き残します。じつはこのパンデミックが始まった時から、私なりにデータを毎日とり続けており、第8波が始まりそうになってきた10月下旬に、第7波までのデータを分析して気づいたことがありました。すべての感染拡大は5,6週間でピークを迎え、その後おさまり始める。だから第8波もピークはその頃だ。それが今です。このことがくつがえされる場合は、これまでにない新しい感染展開が起きるということになります。そうならないことを祈ります。
いずれにしても、コロナ対応は諸外国の方が早い。今、サッカーのワールドカップが行われていますが、コロナの話題など一切出ませんね。どうしてなのでしょう。実はそれが最先端情報だと私は思います。文科省も「給食の“黙食”をすることなど、文科省は言ったことはない。会話をしてもよい。」という通知を出しました。3年間も続けられた制限生活に、精神的にマスクをはずせない子供が出ていることも事実です。どぎゃんかせんといかん。ということです。

12月3日(土)練習。午前中は合唱団が区の演奏会に初出演するため、子供たちを引率しました。合唱団の演奏は、客観的に見てもレベルの高いものでした。指導をする教員の指導スキルが高いため、発足して半年の我が校の子供たちではありましたが、どう見ても一歩抜き出ていた合唱だったと感じました。
実は私、副校長として文京区の2校にいた頃には、1校目は都内最大の部員数を誇る器楽部がある学校にいました。4年生以上の児童の70%が部員で、常に100名を超えるという器楽部。練習も毎朝、保護者や地域の方々もコーチとして指導に入るような盛んな器楽部でした。2校目は、NHK合唱コンクールで東京都の最終選考に残るレベルの合唱団がありました。これまた毎朝練習していました。こうして毎朝、大きな目標に向かって集まってくる子供たちを受け入れるために、副校長として午前6時15分には学校に着き、門を開けていた数年間でした。当然、練習も参観したことが、演奏レベルを感じる基準として、私の体の中に残っているのです。昨日の自校の合唱は、その質の高さで他校を圧倒していました。

さて、学校へ帰ったら、バレーーボールの練習です。
最近の矢口タートルズは、4人のセッターを育てる練習を中心にしています。
5年生2人、4年生と3年生で2人、この4人については、私の考えている課題は、一人一人まったく違うのですが、4人にセッター練習をさせることによって、チームの長期的な存続を担保する、保険のような働きをねらっています。つまりセッターポジションというのは、チームの存続を守るほど大切な役割だということです。

今、矢口タートルズは都小連に加盟していないため、都大会予選には出場できません。
4月から都小連に加盟して、都大会予選に出場することになった場合、土日の試合数はこれまでの5倍になります。初出場するチームが、それに耐えうるために最も重要なのは、セッター不在を防ぐ必要があります。そのための4人練習というわけです。
とりあえず、2本目のボールを上にあげてくれる子を、たくさん育てておこうと思います。セッターを育てることが最も時間がかかるのです。アタッカーを育てるのは、集中練習すれば、1か月もあればなんとかなります。セッターはそうはいきません。

昨日の教育実践記録を読んでくださった方から、「神様ご指名カード」とはいったい何なのか知りたいというご要望をいただきました。ありがとうございます。説明いたします。

(1)写真のような手のひらサイズのカードを用意します。長く使う可能性が高いため、破損しないように板目紙で作ることをおすすめします。
(2)この写真には「2-2」とクラス名を書いていますが、神様の「G」とか「ゴッド」とか書いても楽しいです。
(3)裏面に子供たちの名前を1枚に1名ずつ書いておきます。
(4)授業中にこのカードをめくって、ランダムに指名をすることができます。「誰が指名されるかは神のみぞ知る」とか言って、めくってあげると子供たちはドキドキしながら、知らず知らず緊張感と集中力が高まります。
(5)この神様指名ばかりしていると授業にならないこともあるため、効果的に使える場面かどうか、教師の判断力が必要です。
(6)カードの大きさにばらつきが出ると、シャッフルしたときに、並び順がいつも同じとか、ある子ばかりが先に出るということが起こるため、裁断機を使って、ピタリ同じサイズのカードを作るとよいです。

昨日は、問題文を読んでもらうときや、誰でも答えられそうな発問をしたときに、神様カードを使い、1日かけて全員が発言できました。(つまりカードを使い切りました。)
このほか、子供同士のリレー指名をさせたり、挙手発言や意図的指名をしたりと、場合に応じて使い分けていった結果、子供たちの冗談じゃないくらいの数多い発言で進む授業を、一日中することができたというわけです。

実はこの教育技術も、20年くらい前に先輩教師から教えてもらったものです。

今日は教員の授業技術研修と、児童に学びの楽しさを与えるという二つの目的で、2年生の担任を一日務めました。
感想からいうと、これならいつでも担任をすることができるな、将来、退職した後も、なんなら産休代替の引手数多のエースとして名をとどろかすのも面白いかもなと思いました。

今日一日、自分の駆使した教育技術をふりかえってみます。

①デジタル教科書
②デジタル教科書漢字指導機能
③拡大投影機
④デジタル教科書書き込み機能
⑤ハンドサイン、キツネバージョン
⑥神様ご指名カード
⑦子供同士で支え合う組織作りテクニック(懲戒編、納得編)
⑧授業準備を習慣付ける指導テクニック
⑨時間を守るための目標作り技術
➉指導のねらいをもち、指導と評価を一体化させた声かけ
⑪指し棒使用による焦点化
⑫主語カード、述語カードによる遊びからの学び
⑬ワクワク探検走
⑮点呼タイムトライアルで達成感を感じさせる技術
⑯子供のけんかを短時間で解決する手法
⑰全員が知らぬ間にたくさん運動してしまう「てんか」
⑱デジタル九九フラッシュカード
⑲給食準備当番タイムトライアル
⑳給食を完食したくなるおかわり方法
㉑掃除時間を授業時間に変えてしまう方法
㉒リアル腹話術
㉓秋冬対比マインドマップ
㉔集中力のない子に授業参加させる懲戒方法
㉕リレー指名方法
㉖キツネダンス
㉗常に立ち位置を変える児童観察技術
㉘立ち位置変更による児童の発言技術育成方法

ざっとこんなかんじの技術を使っていたようです。1日をふりかえってみました。大人もふりかえりを記録することが、個別最適化の学び習慣になります。

フル担任をしたため、かなりエネルギーを使ったらしく、夕方に体がコカコーラを欲しました。最高に美味しく、しみわたるようにいただきました。

さらにごほうびとして、日本武道館のアンジュルムライブにかけつけました。最高のライブでした。気になっていたのが、となりに座った女性がアンジュルムライブ初心者らしく、ペンライトを持っていなくて、どんなふうに乗っていけば良いのか手探り状態だったことに気づいていたのですが、自分が2本のペンライトを使って盛り上がっていたので、1本貸してあげればよかったなと反省しています。残念ながら、その声かけの勇気は出ませんでした。
このようにして自分の行動を自己評価、自己称賛しているのが私です。こうすることによって、メタ認知による成長という、高レベルの領域に自分を高める方法を使って、物事を考えている偏屈な私です。
今、矢口タートルズは、高学年チーム、4年生チーム、下級生チーム+大人メンバーの3チーム編成で練習しています。
といっても、練習はみんないっしょに同じように取り組んでいます。

この3チームが、ほとんど同じレベルになっていることが、練習効果を高めています。対外試合をしなくても、部内で3チームのリーグ戦をしていけば、それなりの成果が上がる状態になっています。そして何よりも、全員の技術レベルが確実にアップしていることが、私自身の驚きでもあります。今、私は、本職の方がけっこう忙しいため、子供たちの適材適所を考えながら練習メニューを組んでいるだけで、コーチとしての指導をほとんどしていません。メンバーだけで練習しているチーム状態です。それなのに、子供たちのバレーボール技術は、毎回レベルアップしています。この結果、どうやら4名のセッターを作り出せそうな感じになりました。アタッカーもどんどん成長しています。

次の大会は、1月の大田区教育大会になりそうですが、この大会は、勝敗よりも経験を積むことを目的とする大会としたいと思っています。アンダー10で優勝した4年生メンバーを中心に、そこに5年生を入れながら試合をしようと思っています。もちろん、5年生が今後、自分がポジションを取るぞという高い意識になって、それを勝ち取ってくれれば、その方が理想的です。

これから数々の交流試合を重ねていきますが、そのたびに成長する子供たちの姿を見れますので、保護者の皆さんは楽しみにしていてください。
今日も井上的にはいろいろと多忙でした。

練習を保護者の方々にお任せして、午後5時近くまで展覧会の反省会。終了後、体育館に足を運ぶと、月曜にしては子供たちの声が大きい。練習参加した子が21人もいたからでした。アンダー10大会に優勝した記念撮影をするからですね。選手の10人全員がそろっていました。
優勝チームは、ますますボールを落とさなくなっています。このままては高学年チームが勝てなくなりそうなので、12月は高学年のレペルアップをはかります。

アンダー10チームと同じように、つなぎのプレーができるようになれば、パワーでは勝っていますから、下級生に負けることはなくなるはずです。

あとは練習をあまり見ていないので、今日の記事はここまでにします。