夏休み。いつもより多くの時間をかけてバレーボールの練習をすることができます。休まずに練習参加している子たちは、どんどんうまくなってきました。特に入部して3か月の5年生が、バレーボール理解度を一気に高めています。まだまだ基本的な技術は安定していませんが、練習するたびに新しいことを一つ一つ覚えることができています。
今日の練習でも、新しいことにたくさん取り組みました。
(1)ランニングパスを初めてやった。さすがにうまくできず、5年生がミスをたくさんしていましたが、ランニングパスさえさせられなかったこれまでとは違って、ワンステージ高いレベルに行っている証拠である。
(2)クロスステップのスタートダッシュからのレシーブに初めて取り組んだ。動きながらのレシーブで、確実に次の人にパスする練習も初めて行った。
(3)オーバーハンドパスの本格的練習を始めることができた。これまではアンダーハンドばかりを指導してきたが、一人での直上オーバーハンド100回連続をできるようになったため、ステップアップできた。
(4)スパイク練習もただ打つだけではなく、体重移動をしながら、打つボールに重みを乗せられるように改善した。
(5)試合のラリーをつないで、相手に返すことができた回数が一気に増えてきた。
5年生に限らず、一人一人の修正ポイントをていねいに直していく指導をしていると、たちまち3時間の練習が終わってしまいます。そんな時にいつも、(ああ、辰巳ジャンプ時代の練習は午前3時間、午後3時間、計6時間だったけれども、それでも足りなかったよな。)などと思うこともよくあります。
短い時間で最大限の効果を上げる指導法を、もっともっと工夫しないといけません。