岡山県の大元スポーツ少年団女子チームが、昨年に続いて2年連続で今年の小学生バレーボール全国大会に出場しました。結果は昨日1勝1敗、今日も1勝1敗と、残念ながら最終日のベスト8には勝ち残れず、今日の最終日の予定が空いたため、矢口小学校体育館に来てくれました。
このことが決まったのが昨日の夕方だったので、私、今朝は朝早くから平和島のドン・キホーテに行き、完全大人買いで大量のお菓子を仕入れ、そのうちから写真のような「お菓子トロフィ-」を体育館に来てから大急ぎで仕上げて、大元スポーツ少年団ご一行の訪問を待ちました。去年は有名な手作りキャンディーをお土産に用意したのですが、今年はトロフィーをあげたくなったので、大元さんが来る直前に頑張って作りました。
午前中は大元VS矢口のガチの練習試合。
大元さんは、全国大会の試合にあまり出場できなかった子供たちを中心に試合をしてくれたこともあって、矢口タートルズがゲームを取ることもあり、きっと矢口っ子たちは良い気分だったのではないかと想像します。
矢口もレギュラー4年生2人が休んでいたので、試合になるかなと心配していましたが、代わりに出場した子たちが活躍できたので、この夏休み中の特訓練習の成果を感じました。
昼食後は、今朝、大量に仕入れてきたお菓子を奪い合う「王様ジャンケン大会」で楽しんでもらいました。ジャンケンで勝ち抜いて、王様なったらお菓子をもらえるというルール。このゲームで一番お菓子をゲットした子は、なんと大元さんの選手の妹、まだ幼稚園児の子。王様の席で次々とジャンケン勝利していき、ゲットしたお菓子が袋に入りきらなくなって、2枚目の袋に入るほどの大勝利。最後には、「もうジャンケンするのは疲れた」と言って、ご休憩に入るほど連勝していました。将来、大元チームのラッキーガールになるのではないでしょうか。
その後、大元チーム、矢口チームをガチャして4チームに分け、トーナメント戦を楽しみました。ここで両チームのレギュラークラスではない子供たちが大活躍しました。いつものチーム練習では見せないような、積極的な動き、声出しをする子供たち。私からすると、チームで試合をすると動かないのに、大元さんとのガチャチームだと何で積極的にバレーボールをすることができるんだろうと不思議でなりませんでした。矢口の1年生のHさんなどは、いつもはボールが来たら怖くて逃げていたのに、今日は大元さんの6年生のスパイクを逃げずに体で受けて、体育館の全員から「大丈夫?」という声をかけられる。このプレーで、大元チーム上級生は「とてもかわいい1年生」と受け止めてくれて、ちやほやしてくれたので、Hさんはとても大きな自信になったのではないでしょうか。
全国大会の決勝トーナメントの裏側で、心温まるこのような交流会をしていたことも、小学生バレーボールらしくてよくないですか。