個人的に応援している卓球の張本美和選手が、ブラジルで開催されていた大会で優勝した。これで2大会連続優勝し、おそらく世界ランキングを7位から6位に上げるだろうと思われる。決勝を戦った長崎選手も好調で、シード選手を破っての準優勝。日本の女子卓球は卓球王国の中国に迫る若手選手の勢いがある。30年以上前から長期計画を立てて、小学校就学前から選手を育成する体制を整えた日本卓球協会の成果と言える。
この決勝戦の動画を見ていて、卓球競技のリズム感は「16ビート」の高速リズムだと感じた。“タカタカタカタカタカタカタカタカ”と言いながら観戦するとリズムが合う。16ビートと言えば、ハロープロジェクトの特訓に「地獄の16ビートレッスン」というものがある。身体に16ビートがしみ込むまで、リズムの動きをやめられないという厳しいトレーニングである。
バレーボールについて考えれば、私はこれまで小学生バレーボールを指導する際に、3拍子のリズムを意識して指導してきた。もしかしたら遅くないか???という疑問が今生じている。
この夏休み、3拍子をやめて、まずは「8ビート」までスピードを速めてみようと思う。さらには卓球レベルの「16ビート」まで身体能力を高められたらどうなるのだろうか。「地獄の16ビートバレーボール練習」というものをあみ出すのも楽しいように思える。これが卓球経験者である私の独特の指導感覚である。
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