「心の東京革命」とは、東京都が推進しているプロジェクトのひとつです。
「心の東京ルール~7つの呼びかけ~」
☆ 毎日きちんとあいさつさせよう
☆ 他人の子どもでも叱ろう
☆ 子どもに手伝いをさせよう
☆ ねだる子どもにがまんをさせよう
☆ 先人や目上の人を敬う心を育てよう
☆ 体験の中で子どもをきたえよう
☆ 子どもにその日のことを話させよう
この呼びかけを辰巳ジャンプに当てはめて考えると、すべてが当てはまります。
(1)あいさつをきちんとさせている
(2)チームの大人は他人の子どもでもしっかり毎日叱っている
(3)指導者の接待やコート準備など、子どもたちにたくさんのことを手伝わせている
(4)“がまん”は小学生バレーボールの合い言葉である
(5)偉大な人の言葉をたくさん教えている
(6)バレーボールの体験を積み、さらにその意味合いまで教えている
(7)各家庭の話題としてバレーボールのことを話している
まさにお手本のような活動をしていると自負しています。(自慢しすぎかな・・・)
この「心の東京革命」の取り組みの中で、トップアスリートからのメッセージを特集している新聞が発刊されましたので紹介します。
【宮澤ミッシェル(サッカー)】
目と目を見て「あいさつ」をした瞬間に、心がつながる
【米田 功(体操)】
「夢」や「目標」を口に出して周りの人に言ってみよう。これが達成の第一歩。
【小椋久美子(バドミントン)】
お父さんやお母さんのおかげで、学校に通えたり、ご飯が食べられたりする。感謝して「ありがとう」が言えるようになろう。
【三浦淳寛(サッカー)】
相手のことを思いやった会話をたくさんすることで、仲間意識、信頼関係ができる
【千葉真子(陸上)】
あいさつをすることで、いろいろな出会いが自然と増え、チャンスが増える
【小倉隆史(サッカー)】
あいさつや礼儀などを厳しく育てられたから今の自分がある
【荻原健司(スキーノルディック複合)】
外国の人と友達になるには、勇気を出して相手の国の言葉であいさつをすることが大切
【斎藤信治(バレーボール)】
あいさつは、やらされるのではなく、自分からするようになろう
【廣道 純(車椅子陸上)】
やる前から「できない」と考えたら全てできない。「できる」と信じてやることが大事。
【黒木知宏(プロ野球)】
あいさつをできるのにしないのはすごく恥ずかしいこと。自分のカラを打ち破るように大きな声であいさつをしよう。
【中村真衣(水泳)】
4つの約束をしよう
①好き嫌いをしないでたくさん食べよう!
②いろんなことにチャレンジしよう!
③笑顔を忘れない!
④あいさつは大きな声で元気よく!
【福西崇史(サッカー)】
スポーツや勉強は、一生懸命続けることで夢に近づける。失敗してもやり続けることで、成功が生まれる。
【高尾和行(ビーチバレー)】
人生日々笑って歩くと書いて、「人生日々笑歩(じんせいひびしょうぶ)」
【上山容弘(トランポリン)】
まわりの方々の尽力で競技ができるので、「感謝の気持ち」を大切にしている。
トップアスリートや偉人の言葉をたくさん紹介することで、そのなかからひとつでもいいから、子どもたちが自分の人生の支えにしてくれたら嬉しい。そんな気持ちから情報を流しています。
ちなみに私の座右の銘の中からふたつ紹介すると、「日々新たにして日に日に新たなり」と「英知を磨くは何のため、君よそれを忘るるな」です。特に「何のため」というキーワードは、私の教員生活を支え続けてきた言葉です。