部員数の目標は各学年で1チームと考えています。そろそろ1,2年生が入ってくると宣言しておきます。
最近、練習のまとめにチームを3つに分けて、「スリーミス」というゲーム練習をしています。
ネットを使ったスポーツで勝つための原則を練習に盛り込んでいるゲーム練習です。
その原則とは、「3点連続で得点したらかなり有利になる」ということです。バレーボールだけでなく、卓球、テニス、バドミントンとネットを使う競技すべては「3点連続得点」を取れるかどうかに勝敗の分かれ目があります。1点ずつだと得点経過は1-1、2-2、3-3と同点で進んでいくので、なかなか差は生まれません。2点連続だと2-1、2-2、4-2、4-3、6-3、6-4と中盤にならないと有利になりません。15-15で2連続得点だとしても17-15。次に点を取られれば17-16で、まだ安心はできません。しかし3点連続だとこうなります。
1-1、4-1、4-2、7-2、7-3、10-3。3人目のサーブまで全員が3点得点をし、相手に連続得点をさせなかったら、もうこの時点で試合は決まるのです。
そこで「スリーミス」でのゲーム練習です。
3点連続で取った方が勝ち。1本取ったら大きな声で「1!」と言わせます。2本連続で取ったら「2!」。しかし相手に点を取られたら、「2」だったチームは「0」に戻り、逆に点を取った方が「1」になります。こうして3連続得点をしたら勝ち残ります。
サーブは床に落ちているボールを拾った子が打っていいというルール。拾わないとサーブを打つチャンスがないので、ボール拾いも猛ダッシュでやるようになります。
3点連続で負けたらチーム交代なので、試合をしていないチームが待つ時間が長くて3分くらい。短い時間でどんどん試合をこなしていけるので、人数が多くなった辰巳ジャンプには適切な練習ではないかと思っています。
![]() | VOLLEYBALL (バレーボール) 2011年 09月号 [雑誌] |
クリエーター情報なし | |
日本文化出版 |
今月号の「月刊バレーボール」高校総体特集には、辰巳ジャンプ卒業生の写真が載っているようです。5年生部員が「先生、先輩の写真がのっていましたよ。」とご報告がありました。
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