「声が聞こえないよ!」
「ほら声を出さないからボールが落ちるんだ!」
「喜びなさいっ!」
小学生バレーボールの試合会場でよく聞かれる大人からの声です(笑)
やっぱり私も言っています(苦笑)
言っても子どもたちを追い込むだけなのに、言わなきゃいいのに・・・・・どうしても言っちゃうんですよね~
辰巳ジャンプの保護者の皆さんはいかがですか?
そこで
考えてみました
そうだ声かけ内容を分担してみよう
まずは練習中の分担から試してみる。
「リ○、ちょっと来て。あのね、コートの中にいる人たちの“足音”がキュッキュッって言っていなかったら、『足音聞こえないよ』って声をかけてみて。」
「あM、あM。最後までボールを追いかけていなかったら、『あきらめるな』『手を出せ』って、それだけに集中して声をかけてみて。」
「コ○ル、だれか一人でもヒザを曲げていなかったら、『ほらヒザ曲げろ』って声かけてみて。」
声かけ意識の「焦点化」をしてみたわけです。
こうして分担していけば、けっこう効果的な声がコート内に響くのではないだろうかと思い、試してみたのです。案の定、練習はすごく盛り上がりましたね。私が相手をしなくても、ガンガン声を出して練習していました。(井上先生、ニンマリ)
慣れてくれば「声かけ分担」をしなくても、次から次へと声を出せるようになるでしょうが、まずは段階を踏んで、ていねいに指導していきましょう。声のかけ方が分からない子には、私から「こんなふうに声をかけて」と指示します。慣れている子は自分の判断で、いくつかの言葉を決めさせて「言葉のフック」をかけ、声を出さなくてはならない場面が起こったら、即座に反応できるようにします。その次は、すべて自分の判断で声を出す段階。ここまできたら合格。
さて、こうした取り組みを成功させるために、『バレーボール語彙力(ごいりょく)』を高める取り組みも考えました。次の記事で紹介します。
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