
朝、いつものように起きたら、身のまわりのものがとても大きくなっていることに気づきました。おどろいていたら、自分はかべにとまっていることが分かりました。お母さんが、
「まどあけて。」
と言っていたので、なんだかよく分からなくなってしまいました。そしたらお父さんがハエたたきを持ってきて、
「バンッ。」
とたたきました。私はそこで初めて、自分がハエだということに気づきました。(助けてー!)と思いながらにげました。お父さんがもう一度、
「バンッ。」
とたたいた時、(たしかスパイクはこんな風に打つんだっけ)と思いました。だけど、そんなことを思ってる場合ではありませんでした。お父さんがまたたたこうとしたので、私はハエになってしまったことをうらみました。もういやになって、まどから外に出ました。
まずふうちゃんの家に行きました。
ふうちゃんは、おかしを食べていました。私はそのおかしを見られないように食べました。でも、ふうちゃんは気づいてしまいました。ふうちゃんはパチンパチンと手をたたいて、私をつぶそうとしました。私はつくえの下にかくれました。私は小さくてよかったと思いました。
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