保護者の思い・・・読み聞かせ 平成22年度⑥ | 一歩一歩 前に前に(小学生バレーボールチーム 矢口タートルズVC)

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花さき山 (ものがたり絵本 20)
斎藤 隆介
岩崎書店

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昨日の朝、保護者ボランティアさんによる読み聞かせがありました。
今回は有名なお話。
道徳の副読本にもよく掲載されている『花さき山』です。

現実世界で良いことをすれば、仮想世界に一輪の美しい花が咲く。そしてみんなが花を咲かせていければ、たくさんの花で満ちていくというストーリーです。

保護者のSさんは、この物語でうったえたかったことについて、このように語ってくれました。

「私の家族は、良いことをしたら心の銀行に貯金がたまっていくって思っているんです。これは、おばあちゃんの考え方が始まりなんだけど、おばあちゃんは『良いことも悪いこともみんな業を積むって言って、心の中に貯まっていくんだよ。だからいつも『良いことをして、良い貯金をしていこう』と心がけることが大事って、教えてくれました。4年生のみんなもどんなことでもいいから、自分の心の中に花をさかせてくださいね。」

こうした話を受けて、Sさんに私からはこのような本を紹介しました。

宇宙銀行―徳を積み立てると幸運が引き出せる
植西 聰
サンマーク出版

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実は私が常に意識して子どもたちの教えていることが、この「心の銀行」なのです。
「花さき山」のような考え方が、これからの時代には本当に必要なように思えます。2015年を境に、間違いなく「心の時代」が始まるはずだからです。