また一歩、子ども達は進化を遂げた感じがする。
ふつうのノート術では感じられなかった感覚が今の私の子どもへの評価にあります。
なんの実績もない井上なので、これまでの教員経験の中で、提出された子ども達のノートを見て、「この子は進化した。」などと思った経験がありません。どちらかというと、ノート指導は苦手な方なのです。この私の中の苦手意識はマインドマップで指導してきて完全に変わりました。
さて、その「極めた!」「進化した!」と感じたマインドマップを4枚紹介します。これは理科の最後の単元である「生き物のくらしとかんきょう」という学習をまとめ、テストに向けての予習勉強をしたマインドマップです。




こうやってマインドマップを描いてくれば、テストで問われる内容をはるかに凌駕する学習を積み上げているわけで、当然平均点は90点台になります。
それよりも、テストで測れない学びがあると思うんですよね。
子ども達は確かにテストで100点を取りたいからマインドマップに力を入れて描いてきたわけです。そのことがマインドマップにも洗われています。「絶対100点」とか書いてあるわけですから。
しかしここまで描けるようになってくると、マインドマップにまとめることじたいが楽しいわけです。楽しいから学ぶことが楽になって、マップをもっともっと工夫したくなってくる。そのために必要な知的情報を集め、集めた情報を書き加えながらさらに工夫をすると、とどんどんきれいに描けるようになる。そうなってくると、すごく満足感があるし、すごく充実感があるし、ものすごい自信につながる。
こういう学習、これまでの日本の教育にはなかったことだと私は思います。
おそらく小学生の段階で、ここまでマインドマップを描き、活用できる子ども集団は世界中にないでしょう。
たった1年で本当によく育ってくれました。
私は子ども達に深く感謝しています。
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