
アニマルセラピーという言葉がある。
生き物による“癒し”である。
たとえば孤独なご老人や、社会生活に疲れてノイローゼになってしまったような方々に、動物の世話をしてもらうことによって自分の存在感を確かめてもらったり、心にゆとりを生み出してもらったりという治療効果があると言われていて、実際にそういう研究成果もあがっている。
私はこれを教室で試してみた。
以前書いたが、私の仕事は“はちゃめちゃ”である。
やる!と決めたら失敗を恐れずにやってしまう。
よくこだわりの一品という商品があるが、アニマルセラピーはかなりこだわった教室環境の一品であった。
「教室動物園化計画」
こういうネーミングをして、教室で動物を次々と飼っていった。
今振り返ると、絶対に異常な行為だった(苦笑)。
「ウサギ2羽」「モルモット1匹」「ジャンガリアンハムスター(子どもが生まれて10匹くらいになってしまう)」「ミシシッピーアカミミガメ」「金魚(コメット水槽・丹頂水槽)」「メダカ水槽」「グッピー水槽」「プラティ水槽」「その他の熱帯魚水槽」
教室でこれだけ飼えば動物園といっても文句はないだろう。
あまりにもすごかったので、このとき4年生だった子ども達の数人は、2年後の卒業文集に教室動物園のことを書いたほどだ。
不思議なことに、今でも私とインターネット上でつながっている教え子には、この時の子どもたちが多い。
もしかしたらこれも「アニマルセラピー」の効果なのかなぁ???
(そんなわけないか・・・笑)
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