若いと大学のような雰囲気になる。勉強もよくしたが、毎日のように教員スポーツで楽しんでいた。おもに野球とテニス。合宿もやり、大会にも出場した。
遠足に行く時は楽しかった。なぜなら同期のかわいい女性教員が、私の分の弁当まで作ってきてくれるからだ。「自分の分だけ作るよりもたくさん作った方が作りやすいから、みっちゃん先生(当時そう呼ばれていた)の分も作ってきてあげる。」ということで、お言葉に甘えますとお願いした。
こんな雰囲気の学校だから、私は「4年間は大学院に入ったつもりで頑張ろう。小学校はそれからでも遅くない。」とぬるま湯につかることにした。
学校には同期が13人もいて、87年入社を文字って「はなの会」という同期会を作った。たぶん今でも同期会を開いているのだと思うが、大卒ですぐに採用され、一番年齢が低かった私はちょっとその雰囲気になじめず、疎遠になってしまっている。いけないことであった。
(続く)

