
実は、マインドマップを学び始めた頃から、1度描いてみたかった本があった。
『木を植えた男』(ジャン・ジオノ著)である。
それをとうとう描くことができた。
マインドマップにするために再読したのだが、あらためてこの本の良さに気づくことができた。その中でも強く自分の頭に残ったのが次のことだ。
「ひとつの創造が新たなる創造を生み、さらにその創造がまた新しい創造を生んでいく。まさに創造の連鎖が起こっている。」
ということである。知識を求めに求め、自分の体の中に知識を満たして、そこから再構築していくのが創造といえるだろうが、賢明な創造は次の創造を生み出して「創造の連鎖」が起こる。この創造の連鎖が人間の生活にみならず、自然をも再生させていくことができる。
さて、マインドマップを描いてみようかと思っている方のために、裏技を明かそうと思う。
このようなマインドマップを描く時、いきなり正式に書き始めることはしない。まずはじめに下書きとして「速射マインドマップ」を描いてから、もう一度頭の中で練り直して清書に入る。

この写真が下書きで描いた速射マインドマップだ。
清書のマインドマップにする前に、自分の脳内を整理するために有効な手段だと感じている。
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