前回からの続きです。
①と②、③、④、⑤、⑥、⑦、⑧はこちらからどうぞ。めちゃ長くなりますが(笑)
人や周囲の影響を受けやすいときに
ここではBachレメディーのカテゴリーで紹介しています。
まわりの影響を受けやすいという悩みは日本人にはかなり多そうです。
このカテゴリーのエッセンスが役立つ人はたくさんいるかも。
関連する花はこちら。
アグリモニー
セントーリ
ウォルナット
ホーリー
です。
どんな風に影響を受けているのか
影響を受けやすい人はまわりに対して意識している人です。
人は肉体よりも大きなエネルギー体でいろいろなことを感じ取っています。
それが敏感で外側の殻の部分が薄いタイプの人は他の影響が入ることで
疲れやすくなったり、病気になったり、心がアップダウンしたりしやすくなります。
しかしまわりを感じ取れることによって共感し、相手のことを思いやれます。
ある意味ヒーラー、セラピストタイプでもあります。
アグリモニーとセントーリはタイプのエッセンスです。
アグリモニーは社交的で平和を愛し、場の空気をよみとり、明るくしようとします。
まわりに心配をかけないようにする傾向があるので
大丈夫じゃなくても「大丈夫」と言ってしまうでしょう。
そうして誰にも相談できずに追い詰められたり、何かに依存してしまうこともあります。
日本人はとくに人に迷惑をかけてはいけないという思いが強く、人に心配させてしまうことは極力表に出しません。
助けを求めることができないので、なかなか問題を解決できないこともあります。
エッセンスは取り繕うのではなく、自分の感情に正直になり、
苦しさやつらさを誰かに相談できるようにサポートしてくれます。
セントーリはよく犠牲者タイプとも呼ばれます。
自分よりも他者のニーズを優先させて、波風がたたないようにしています。
まわりの空気を読み取るのも上手です。
しかし断ることがなかなかできないので、しばし相手のことをやりすぎて必要以上に消耗したり
板挟みになったり、優柔不断な感じになってしまいます。
そして自分のニーズを優先できないので自己実現もなかなか進みません。
エッセンスは自分のニーズを優先させ、意志の力をしっかりもちつつ、他者のために働くことを助けます。
アグリモニーよりもセントーリのほうがおとなしいタイプの人でもあります。
日本人にはわりと多いかも。なかなか断れないタイプ。
あともうひとつ人に対して敏感なのはホーリーですが
隣の芝生が常によく見えるタイプというか
でも多くの人が感じられる感覚だと思います。
SNSではリア充 (死語かな・・) のオンパレードでどうしても比べてしまいます。
いいなあとかうらやましいなあという気持ちも出てきます。
それが自分の状態によって (とくに自分が満たされてないときに) 強く出てきて
嫉妬心が強くなったり、相手に対して怒りやネガティブな感情が出てしまいます。
ネガティブな状態としてもそれは相手への関心でもあります。
関心がなければ何も感情は出てこないから。
自分の身内や仲のいい人ほどそういう気持ちが出てきますよね。
それも関心がある人だから。
わりとホーリーが必要なこころの状態はわかりやすいのではないかと思います。
ヒイラギの葉っぱのようにとげとげした心の状態になるので。
エッセンスはそうした状態から自分を満たすことや自分に愛を向けることにシフトしてくれます。
ちょっとタイプとしてはすぐにムっとする傾向のある人かも。
小さな子供はわりとその状態になりやすいです。
最後のウォルナットは人だけの影響に留まりません。
環境からの影響も守る働きがあります。
だから環境の影響も受けやすい人にはいいと思います。
FESのヤローにも似たようなところもありますが、ウォルナットは人生の新しい段階にいくときに
古い影響から守り、移行させるのを助けると言われています。
移行期は誰でも普段よりも敏感になりやすいことからだと思います。
しかし、もしもし過敏なタイプの人にも使うことはできると思います。
日本ではよくあるのが進路を決めるときにかなり親の意見に左右されるというか
コントロールされるようなときに自分の意志を優先させたいときとか、
何か新しいことをはじめるときってまわりの人の言葉 (やめさせようとするような)
ってぐさっときますよね。
年をとってくるとだんだん言ってくる人も少なくなり、
好き放題にやれるようにはなってくるとは思いますが。
わりとこのカテゴリーは自分と他者との境界線 (バウンダリ)のテーマがある人にも
考えていくことができます。
最後のカテゴリーの「人のことを気にかけすぎる人」と対になるような感じでもあります。
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