過去ログをリライトしたものです。
私自身が使ったことのあるフラワーエッセンスについて
紹介しておきたいと思います。
認知症といってもいろいろあり
若年性のものと高齢になってからのものとは症状も進行のペースも
違うなと感じるし、認知症にもいろいろなタイプがあります。
また認知症ではなく、
飲んでいるお薬による作用で記憶が飛んだり、
変な行動になることもあります。
65歳以上の人の5人に一人が、
80代以上は2人に一人だったかなにかかるとも言われている認知症。
できることなら、死ぬまで脳の状態はいいままでいたいですよね。
ここでは私の親の場合なので
よくありそうな高齢者の認知症として書きます。
認知症によくある症状
まずうちの母は88歳くらいにその兆候があらわれました。
私を娘として認識できなくなったのです。
よく自分の姪と間違えるようになりました。
・さっきのことが綺麗に忘れ去られている。
・家族のことが自分のもともとの家族などとまざって混乱する。
・午後になると家に帰りたいと言い始める。
・ごはんやお風呂をめんどくさがる。
・夏なのに冬服、冬なのに夏服を着ようとする。
・同じ行動を何度も繰り返す。
・同じことを何度も言う。
・感情がきれやすい。またはすぐ泣き始める。
・常に誰かが近くにいないと大騒ぎする。
・いろんなものが変なところに入れられている。(はさみがまったく想像しないようなとこにあったりとか)
進んでくると
・妄想がでて、いろんな人が出入りしているとか男の人にこう言われたなど言い始める。
・着替えは必ずこちらで出さないとずっとパジャマのままとか洋服着たまま寝たりする。
・寝ている部屋のすぐ隣なのにトイレがどこかわからなくなる。
だいたいこんな感じでした。
よくある徘徊はなく、
夜もわりと静かに寝ていたことと
トイレは自立していたことが助かりました。
徘徊はもともとよく外に出ていくタイプの人だとあるのかなとか思いました。
うちの母の場合は外に出かけるのが嫌で
こもっているタイプだったから、
出かける時に誰かについてきてほしいタイプでした。
あとよくある物とられ疑念は
他人がうちに入ることがなかったせいかなかったです。
私たち家族も家族と思ってるかどうかわからないけど、
身内という意識はあって名前は呼んでいたから
大丈夫だったようです。
そして毎日家に帰りたいと言ってるわけではなく、
行動が強く出てくる日とそうじゃない日がありました。
これが本人の内的な不安感が関わるのではないかとも思います。
あと月相なども多少関係します。
(とくに満月は大騒ぎしやすい傾向が・・)
私はそこにフラワーレメディーを使っていました。
あと何度も同じことを繰り返すときも
不安が関係するところもあるかもしれませんが、
違うことを入れて紛らわせる方法は
どこの家庭でもされることだと思います。
私は簡単な家事を時間がかかってもいいのでさせていました。
その間は同じことを繰り返すのがなくなるからです。
ただ、だんだんそれすらもあまりできなくなってきたりもしますが。
よく使用していたフラワーレメディー
母親は太陽水瓶、月双子で
もともと神経的な不安が拡大しやすいタイプだったから
アスペンとチェスナットバッドはよく使用していました。
アスペンは不安がよくわからないままどんどん膨らむのを
チェスナットバッドは繰り返し行動や思考をバランス取るのに
使いました。
タイプとしてはチコリなのでチコリは必ず。
認知症になると知性的な面がなくなって感情がストレートになるため、
だんだんそういうタイプじゃなかった人もチコリっぽくなるかもしれません。
この3つを基本にしてスプレーにして
ルームスプレー的に使用していました。
お茶などに毎回入れるという方法もありますが、
私は毎回それをする手間がとれなかったので
極力自分の負担が少ない形でスプレーにしてました。
あとは場合によって
ヘザー、ミムルス、ブリーディングハート、ローズマリー、クラブアップルなど使用。
レスキューやフェアレスなどもたまーに。
クラブアップルは
何かがひとつ気になってしかたないみたいな状態によくなるので使ってました。
ヘザーやブリーディングハート、ミムルスは
人がすぐそばにいないと泣き出すときに
ローズマリーはとにかく手足が冷たいし、
血の巡りが悪すぎるので (マッサージしたり物理的に温めるのが先だと思いますが)
補助的に使ってました。
あまり使ってなかったけど
ホワイトチェスナットとかキャモミール、スクレランサスのようなものとか
アストラルな影響があったとしたら
セントジョンズワートとか
ピンクヤロウ、マウンテンペニーロイヤルを使うのもいいかもしれません。
それとうちの母は自分の母親への依存心が強かったので、
母親をよく呼んでいたから
マリポサリリーも使えばよかったかも。
基本は認知症を緩和するという目的ではなく、
不安を緩和するということや循環をよくする、神経をゆるめる、
その人らしいタイプのものを使用するという方向で使うのがよいかと思います。
もともとのタイプはわりと重要かも。
他の人の場合で使用したことがないのでわかりませんが
火、風、水、土のどの要素が強いかとかで
考えるのはエッセンスも考えやすくなります。
上記のような状態はありますが、
比較的普通に近い感じではいたように思います。
話をすることができる父親がいたことも大きいです。
一人で留守をすることができない状態だと
仕事をしている人は介護が難しいですから。
あとコロナのころになったことも幸いして、
私もほとんど家で仕事をするようになったのもよかったかも。
フラワーレメディーの影響もあったかどうかは定かではないけれど、
他でよく聞く状態に比べればいいほうだと思います。
何か普段と違ったことがあったとき(父親が病院に行く日など)
かなり不安定になったりしていましたが、だいたいパターンはわかるので
いろいろ工夫するようになりました。
介護側が使うと助けになるフラワーレメディー
そして介護側がフラワーレメディーを使う場合ですが、
私が自分のためによく取っていたのはオリーブです。
もう定番ですね。
肉体的な疲労というより精神的な疲労のほうが強いと思います。
あと実母への介護の場合は
母親との関係性ということでマリポサリリーとか。
場合によってはカレンデュラもいいかもしれません。
家族だとつい言葉がきびしくなるので。
ただまず自分のほうのケアを重視してもいいと思います。
個人的には仕事をしながらの介護だったので
ポムグラネイトもけっこう使ってました。
自分自身更年期の不調のような状態もあったので。
あと常に考えないといけない案件が多くなり、
思考がぐるぐるしやすく、寝つきが悪くなったり
不眠傾向になる場合ホワイトチェスナットや
レスキュースリープも助けとなります。
FESでケアギバーというフォーミュラがあります。
日本では流通してませんが、海外から購入の場合買えるかも。
介護をする方用のフォーミュラのようです。
日本で流通されているフォーミュラとしては
オーストラリアンブッシュではケアラーというフォーミュラが出ています。
このエッセンスは介護だけでなく、
子育て中のお母さんにも
セラピストにもよさそう。
ケアギバーにも入っている中ではホーリーが重要な感じはします。
私もよく取っていました。
介護はやりたくてやってるわけではないことのほうが多いので
ネガティブな感情のほうが出やすいからです。
それとオムツなどで下の世話は少ししかしなかったのですが、
アンモニア臭に敏感になっていて、そのときにクラブアップルを取っていました。
考えるとこれらは介護だけでなく、子育てでも使えそうですね。
あとは病状の進行が早くなったりして、
施設に入られていたりで
親は生きているけど、
もう自分のことはわからないという状態だったりすると
レスキュー、5フラワーなど使いつつ、
ご自身のバランスを保つレメディーを使われるといいと思います。
ボラージュとかマスタードとかゴースやハート系のもの、ホーリーやブリーディングハートなど。
施設に入られた後、ご自身に罪悪感をもつ方も多いですが
その場合パインも必要かもしれません。
また心配しすぎる傾向があればレッドチェスナットもいいと思います。
これは離れて暮らしていて通い介護の場合傾向として強くなるかもしれません。
介護は親だけでなく、のちに自分が年をとってくると
配偶者や独身の兄弟姉妹に必要になってくる場合もあります。
そのときは自分も介護される側になってくる可能性もありますが
まわりでも身近なテーマとなってくると思います。
少しでもフラワーレメディーが役立つとうれしいです。
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