「愛傷歌」森昌子

作詞・石本美由起 作曲・編曲 三木たかし

 

スマホで書いていて

あとハッシュタグをつけて投稿・・・というところで

全部消えて すごくショックだったのですが

この曲については どうしても書いておきたいので

再び書くことに しました。とほほ

 

つい最近、森昌子さんの ゴールデン☆アイドルというCDを購入しました。

初期の 森昌子さんのデジタル音源がほしかったからなのですが

特に「少女が石段のぼる時」という作品のデジタル音源がほしかったのでした。

人は 一曲が聴きたいがためにアルバムを買うというのもあります。

シングル・レコードを聴いて大好きになった一曲でした。

昔の幼い自分が見えるような気がするのでした。

 

このアルバムの良さは デビューから順番にA面B面を聞かせてくれる、

というのが最大の良い点で

私は 百恵ちゃんとか 聖子ちゃんとか キャンディーズとか持っています。

 

CD5枚組でしたので 本当にいっぱい聴きましたけれど

昌子さんの歌を聴いていたら

昌子さんって 物事前向きで あまりクヨクヨしなくて

サッパリした性格の方ではないかなぁと

勝手に想像しています。

 

昌子さんは スター誕生から出られましたが

この方がいらっしゃったから

この番組も続いたと思います。

 

とにかく歌が上手いのです。

本当に どんな歌でも 苦労せず楽々歌えてしまったのではないでしょうか。

歌が上手すぎたのでは と想うくらいです。

どんな歌もさらりと歌ったとしても上手いのですから。

 

よくわかりませんが

この方は 自分をさらけ出して歌うとか

泣きながら歌うとか

乱れて歌う というようなことは

したくなかったのではないでしょうか。

 

この方の歌を聴いていたら 昌子さんは

古賀メロディのような王道を行く演歌とか

スカッとするような演歌とか

本当は歌いたかったのではないでしょうか

・・・とか思いました。

 

でも私が作家なら

昌子さんが泣いてしまうような作品を作って

歌ってもらいたいと考えるでしょう。

 

そして この「愛傷歌」は

昌子さんを泣かせた歌であると私は思います。

 

何気に聴いていましたが

聴いているうちに ウッときてしまい

涙がポロポロと流れてしまいました。

何回聴いても 泣けるので

私が変なのかと思ってしまったほどです。

 

「命がいつか 終わるよに

 別れが来るのね 愛しても

 思い出だけの人生は

 どうして生きれば いいのやら

   秋が来て 別れの時をしる

   これがさだめなら 死ぬほど悲しいわ」

 

ほぼ語るように歌われてますが

たまりません。

 

しみじみと 昌子さんの歌の素晴らしさに浸ることができました。

 

詞と曲と歌唱の三拍子が揃った名曲だと思います。

それと 三木たかしさんの作品には

胸を打つ作品がたくさんあるなぁと思いました。

 

昌子さんは 引退されましたが

昌子さんの歌を聴き続けていらっしゃる方は

たくさんいると思います。

 

名曲なので 書いておきたいと思いました。

「群青」谷村新司

作詞・作曲 谷村新司 編曲・服部克久

1981.7.5シングルA

 

実は 私は 谷村新司さんの作品については

アルバムを買って聴いたことがなく

あまり良く知らなかった、というのが

正直なところです。

 

むしろアリスの時代の音楽の方が

馴染むというのか 聴いていた気がします。

 

他の歌手に提供されていた作品は

よく聴いていたのですが

ご本人の歌というのは 

特に聴こうとしていませんでした。

 

谷村新司さんは2023年に亡くなられましたが

亡くなられて初めて 

私は彼のベスト盤を聴いたようなことです。

 

というのも 主人の車の中で

谷村さんのベスト盤が流れていて

初めて じっくりと 彼の歌を聴きました。

 

「昴」はよく聴く作品だから もちろん知っていましたが

この 「群青」は お恥ずかしい話ですが

初めて聴きました。

 

とにかく イントロから 心をわしづかみにされました。

この 魂を揺さぶるような熱いピアノの演奏は

誰ですかーーーーっ、と まず思ったのですが

谷村さんの 感情を押し殺すように語り 歌う

この歌の世界が 胸に迫り

震えるような感動を覚えました。

 

素晴らしい演奏、

あぁ 編曲は 服部克久さんなのですね。

胸を打つ音楽。さすが服部先生です。

そして ピアノは

やっぱり 羽田健太郎さんだったのですね。

 

そしてとにかく 谷村さんの声がいい!

ぐっと来る。

 

こんな名曲を知らなかっただなんて

バカバカバカ~~!!

って自分に言いたくなるくらい(なんだそれ)

すごい作品でした。

 

「君を背負い 歩いた日の

 ぬくもり 背中に消えかけて

 泣けと如く群青の 海に降る雪」

 

うっ、と来る歌詞。

 

誰しも 愛した人を失うことがある。

悲しみは尽きることはないけれど

幸せな記憶は この胸で生きる。

 

もうぬくもりも 今はないけれど

あの日のぬくもりは記憶の中に確かにある。

そのぬくもりは いつまでもこの胸を温めてくれる。

 

「待っていておくれ もうすぐ還るよ」

 

人は 愛する人に

心の中で 約束して生きている。

孤独であったとしても その約束を果たすために

今を懸命に生きているのではないかと思います。

 

谷村新司さんは

天国に旅立たれましたが

作品は こうして今も生き続けています。

 

亡くなられたあとで

この歌を知り

感動している自分を

申し訳なく思います。

 

素敵な歌をありがとうございました。

 

どうぞ 安らかに。

「シンデレラ・ハネムーン」岩崎宏美

作詞・阿久悠 作・編曲 筒美京平

しみじみ、岩崎宏美さんは歌が上手い歌手だと思います。

何度も書いてしまいますが

この方がデビューされて 歌声を聴いた時には

こんなきれいな声の人がいるなんて!と驚きました。

衝撃を受けるレベルの 素晴らしい歌声。

歌手になるために生まれてこられたのでしょう。

 

この歌、何度聞いても 素晴らしい仕上がり。

宏美さんは19歳だそうです。

19歳って やっぱりすごく輝く年齢ですね。

 

阿久悠さんの CDのライナーを読んでも

宏美さんという歌手の存在は

阿久悠さんに 希望を与えたのだなぁとわかります。

特別な存在だったと感じます。

 

この曲は 何しろ阿久悠さんの6枚組のCDにも入っていますし

筒美京平さんの「HISTORY」にも入っています。

それくらい 作家さんが大事にされている名曲です。

 

その名曲を コロッケさんは 

自由過ぎるほどのモノマネをされましたが

よく こんな風にできたなぁ・・・

私だったら とても出来ない と思うわけです。

宏美さんは懐が深いです。

 

あれは1978年の紅白歌合戦。

時間が押して?かわかりませんが 宏美さんのこの歌が

めちゃめちゃテンポが速くて

まるで早送りのようでした。

すごい速さで 振りつけもつけて

宏美さんは普通に歌われましたが

宏美さんだから出来たことだったのではないでしょうか。

あれが凄すぎたからでしょう。

 

この歌は 曲とアレンジがカッコイイので

楽しく聴いてしまいますが

詩の世界はとても切ないものです。

初めて聴く気持ちで

ぜひもう一度 聴き直していただきたいです。

 

「シャンプーした髪を夜風にさらし

 あなたの口ぐせを思い出してる

 しあわせだから いいじゃないか なの

 私はひとり爪など切りながら

 なぜだか重いためいきついている」

 

こういう女性のしぐさ、感情の描写。

なんもいえず よくわかる。

 

この歌は名曲ですから

他の方は あまりいじらないでほしいと

思ってしまいますが

名曲ゆえ みなさんが使われるのでしょう。
 

 

昨夜の「うたコン」を拝見し、

書かずにはいられなくなりました。

 

今日は私は朝から仕事をし、

帰ってから日舞のお稽古に行き

もう 自分に使える時間が10分しかないのですが

とにかく書かせていただきます。

 

昨夜の「うたコン」の五郎さんの歌声、

本当に胸を打つ素晴らしい歌唱でした。

特に 出だしの あの語るような歌唱が

胸に沁みてグッときました。

そこからのサビの歌唱は 圧倒的で

あぁ 本当に いい歌を聴いたなぁと

しみじみと思いました。

 

1974年、この歌が発売された時は

私はまだ生まれていませんでした・・・

と、言いたいところですが

残念ながら 小学生でございまして

段々と異性を意識し始めた年頃だったように思います。

 

それまでは 南沙織さんとか 

麻丘めぐみさんとか

女の子の歌ばかりを聴いていたのですが

ある日、ハッと 気がついたというのでしょうか、

 

まるで少女漫画から抜け出たような

美しく 繊細で とにかく声が甘くてすてきな

五郎さんを拝見し

このすてきな男性はいったい・・・・と

心が釘付けになりました。
 

まさに「甘い生活」を歌われていた時でした。

 

このレコードを買ったときは

もうエンドレスで 裏も表も聴きましたが

どちらも 本当に五郎さんの歌声が素晴らしくて

ざあざあと 涙を流しながら(なんか変)

日々聴いていたような気がします。

甘くて キュンとして

乙女心を十分に満たす存在でした。

寝ても覚めても・・・という言葉が

ぴったりとする時代だったように思います。

 

今一度 このレコードを聞いて思ったのですが

とにかく まろやかで甘くて品が良くて

100点満点の歌声です。

 

五郎さんの 言葉は 本当に品が良くて美しくて

特に サ行は 上品ですし 鼻濁音もきれいで

ア行は 甘く情熱的で艶がありますし

タ行は 若さと親しみを感じますし・・・と

書き出したらきりがなくて

またどこまでも書いて

ひんしゅくを買ってしまいそうなので

ほどほどにしないといけないのですが

ずっと聴き続けても 魅力を感じて

もう一回聴きたくなるような

素晴らしい歌声です。

 

私は子供でしたが

本当に 耳が良かった思いますし

見る目があった、と

自分で自分を褒めてあげたいくらいです。

 

昨夜の五郎さんは

あの頃に戻るような気持ちで

歌われているように感じられましたし

あの頃と 変わらないけれど

50年変わらずに

ずっと歌い続けてこられた

五郎さん自身の想いと

深い味わいを感じることのできる歌声でした。

 

昨夜は 当時の五郎さんの映像もあり

私も あの日の少女に戻って

うるうるとして聴かせていただきました。

 

五郎さんは ずっと歌い続けてこられ

今も変わらずに

こうして 一曲一曲

あの時のままに 届けようとしてくださっています。

 

そのことが

どんなにすごいことなのか

言葉にすることはとても難しいですが

素晴らしい歌声に

感謝の気持ちでいっぱいです。

 

おかげさまで 忘れかけていたあの日の自分を

取り戻すことが出来ました。

 

ありがとうございます。
 




「ねこの森には帰れない」谷山浩子
作詞・作曲 谷山浩子 編曲・船山基紀

今日は久々に家で過ごせる休日なので
何か書いておきたいな、と思いました。

高校生の時、お友達に借りて聞いたレコード、
谷山浩子さんは初めてだったので
この甘い声に馴染むまでは結構時間が必要でしたが
とても記憶に残るアルバムでした。
このアルバムを聴いてから
谷山浩子さんのレコード、自分で買って聞くようになったほどです。

特にタイトル曲の「ねこの森には帰れない」がいいです。

私は、子供らしくない子供で
言いたい事を自由に言ってはいけない、と思っていました。
小さい頃から、わがままは言ってはいけない、と
人の顔色を伺うところがありました。
小さい頃から人生が妙に重くて
変に悟っていました。

なのでこの歌を聴いた時、
心が軽くなるというか、楽になる気がしました。

自由で わがままな感じで、
人生が楽チンで
なんとなく鼻歌まじりに、
フフフン、って言って
好きなように生きれる感じが
とても好きでした。

「昨日手紙が届きました。
ふるさとのねこの森から
お元気ですかもう10年も
帰らないので心配してます」

主人公は、猫のような人のような。
手紙が猫に届いたら面白いけれど
きっと猫のように生きたい女の子なのかな。

今もこの歌を口ずさむと
なんか気持ちか楽になります。

こういう不思議系だけど癒やしになる歌は
谷山浩子さんならではだと思います。

聴いても楽しいけど
歌っても楽しい世界感です。