韓国ドラマ「赤い袖先」原作を読み始めて、止まらなくてなってしまったのはつい数日前の出来事でした。
「恋」と「風邪」を同じように扱うことはできないけど誰かを愛する事が普通の体温だとすると恋をするのは風邪を引いて体温が急上昇するもしくはじわじわ体温が上がっていくそんな感じなのではと思うのです。
恋をしてる時に、好きな人と、目があったり好きな人のことを考えてるとき体内の細胞が暴れまわって体温がぐぐっと上がる…だから誰かに熱をあげるとかいうのかもしれない。
悪い風邪にかかると治りが悪くて後々問題を引きずることになるし、ある種の風邪は身体に抵抗力をつけてくれる予防接種のような「恋」もあるのではないかと…。
誰かに少々気を惹かれたり、自分とは違った価値観を持っている人と出会う時がそうなのかもしれません。
風邪が治っても体温がなくなるわけではないのと同じように「恋」をする気持ちがなくなっても「愛」が終るわけではないわけです。
出会った人たちとの思い出を「愛」として思い出の倉庫に入れておくことはできるからです。
「恋」が実るって、相手も自分も同じような風邪を引いて、同じ病室にしばらく閉じ込められたり、いっぱい時間を共有する。熱が下がって風邪が治ったあとも一緒にいたいと思える人。
そして元気になって今度は「愛」を成長させたいと思うようになること…。
そんな感じなのでは…と思うのです。
「恋」をして辛い思いをした後は、ちゃあんと心を癒して元気になって、「愛」した人への思いを「経験」として倉庫に入れて置けたら最高です。
けれど…
もし完全に思い出を削除したい!とか、さよならって思ってしまうなら、きっとそれは「恋」ではなく「愛」でもないと思うのです。
人生の中の「出来事」として受け入れて、明日へ向って歩き始めるのも良いのかも。
冷めてほしくない恋。
永遠に続いてほしい今。
自分次第で永遠の愛として人生を豊かにしてくれる経験にする事ができるのが恋です。だから恋を永遠に冷めない「愛」に置き換えることができるのです。