THE LAST MESSAGE 海猿を観ました。
懐かしい海の音
タンクから流れるエアーの音
フィンを漕ぎ出すときの水泡の音
潜水隊の着用しているスーツや器材すべてが、少し前の自分の姿や当時の出来事と重なりました。
5メートル…
10メートル…
15メートル…
20メートル…
水面から深く深く潜ると太陽からの光がだんだんと届きにくい距離になっていきます。そして…自然の「音」の世界だけになっていく世界が広がっています。
海の碧と一体化して海の生物と無我夢中で遊べる波の下の世界を僕は大好きになって海馬鹿の人生を生きました。事故に遭って怪我やPTSDという診断によって一時は、海に触れることを恐れた時期もありました。それでも、やっぱり僕は海へ還りました。
人間だらけの世界にたっぷり浸っているとき自分を見直す時も立ち止まって修正する時にもやっぱり人間サイズで人並みサイズです。
ところが非日常で人間の手が行き届かない神秘な景色や宇宙がそのまんま散りばめられた海のなかで人間サイズはありません。
こうでありたい
こうしたい
やっぱりやめよう
自分サイズの小さなアイデアやイメージの枠を取っ払って宇宙サイズの魂にリセットすることができるのです。
宇宙サイズへスケール高く見方や考えを合わせられる自分でいた方が便利なことや願望成就の数も奇跡が起こりやすいのです。