琉夏との暮らしが終わりを迎えた時からもうすぐ一年です。
彼との生活のなかでわたしが一度も見せたことのない姿がありました。
それは探し物をした姿でした。
あれがない!
失くした!
どこに仕舞い込んだのかな??
わたしにはすることがなくなりました。
物はよく失くします。
しかし探しません。
最後の蘇生からする必要がなくなりました。
第七感が成長してからです。
目を閉じて思い描くと1分も経たないうちに必要な物は100%見つかります。
だから琉夏の生きていた間は探しもの無縁の生活をしてきました。
今もです。
探し物が苛立ちや無駄な時間の浪費になることは遠い昔の自分にも経験していました。
現在はまったく無縁です。
どんなに小さな物でさえ見つかります。
ピアスの片方がピアスの同じ色の絨毯のどこかに隠れてしまおうと消しゴムのカスほどのものでも見つかります。
思い描いたあとに脳裏に浮かんだ場所を開くときの感動を数多く共有できたのも琉夏でした。
大声をあげて喜んだとき彼もまた鳴き声をあげて飛び回りました。
人は奇跡の瞬間を忘れません。
忘れられないのです。
わたしと琉夏のふたりで過ごした中で起きた奇跡は切り開いた人生へ贈り物のようにキラキラしています。
千年も続く悲しみも千年も続く愛もありません。
それでも自分の命が尽きるそのときまで琉夏との奇跡を忘れられないで生きています。
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⭐︎どうやったら書けるようになりますか?
質問を頂きました。
「なりたい人」ではなく「書きたい人」になって下さいと答えました。
実際にデビューしていく人は「なりたい人」ではなく「書きたい人」です。これはすべての分野に置いて共通しますね。
書かずにおれない人
常に物語のことキャラクターのことを考えていつも手を動かしている人
親に反対されても隠れて書いてしまうような人
書くのが楽しくて仕方ない人
毎日、何か書くクセをつけること、座って書いて手を動かす習慣をつける。最低限のスタートですね。
どんな下手な作品でもエンドマークがついたら、ひとつの作品になります。けれどエンドマークがついてなければ作品ではないのです。
また本をたくさん読むことも大事ですね。
本嫌いは、座って読むことが2行、3行で眠くなりますよね。眠くなっても座って読み続ける習慣をつける事にあきらめないことですね。
わたしは椅子に足を縛りつけて読み始めたことがありました。
人生を変えたい一心でした。
いまは、15時間近く本を読み続けることができます。
誰でもできるようになります!
大丈夫!
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