
鼻水も止まり、とても元気になったショウは、
元気溌剌で、パワーがあり余っている。
で力を抜くことを覚えたので、漕ぐ時は物凄いのに、
ヤル気が無いと、絶対に漕ごうとしないし、
ガシッとタイヤを握って、動かなくしてしまう。
更に、何処で覚えたのか

『 クイックターン 』 を使ってフェイントをするようになった。
例えば、病院の帰りの時、いつもの様に、
エレベーターから離れようとしない。
以前なら、
タイヤを握りしめたまま座り込み体制に入るのだが、
今日は素直に出口に向かい始めた

と思った瞬間

当然、車椅子は右へクイックにUターン

出口へ向かうヨ

と見せかけた後のUターンは鮮やかだった。
パパはフェイントにかかり、慌てて連れ戻しにいった。
それにしても、よく考えて、観察して行動している。
ある意味、感心させられる出来事だった。