偶に傷 | 見えない翼

見えない翼

私達は誰もが夢に向って翔る“見えない翼”を持っています。しかし、多くの人々が夢を追う事を諦め、翔る事をいつしか忘れて・・・。
そんな世の中にあって、パラグライダーの世界一へ挑戦し続ける父と重度の障害を持ちながらも懸命に生きようとする息子の奮闘日記です。

<学校->宝島> 

頭の怪我も何のその、全くいつも通りに登校していった。
最高気温も高目で、13℃近くになったので、
ショウはご機嫌だった。

帰宅した時に、渡す予定だったCDと連絡帳を
テーブルに忘れているのを見つけた。 _| ̄|○ ガックリ

早目に登校させて、早く帰宅できたので、
サクッと仕事を始めようと思ったのに・・・。


ところで、学校へ行く途中にカラスが鳴いていて、
走っている車の中ではとても小さくしか聞こえないのだが、
やはりショウはバカ受けしていた。

これが、時には大変なことになるのだ。

例えば、夕食を与えている時に、
窓の外から鳥や犬の鳴き声が聞こえると、
それだけで、プッと吹いてしまう。  :゙;`;:゙;`;・o(ロ≦〃)

突然なので防げず、
パパの服は大変な事になってしまうのだ。

ショウの耳が良い事は、偶に傷である。