操体法(そうたいほう)・操体(そうたい)とは、仙台の医師 橋本敬三先生が、日本古来から伝わる正體術(整体とは異なる)などの民間療法をベースに、自らの臨床の中で実践・研究を重ねた結果、体系づけられた健康法です。息(呼吸)・食(飲食)・動(運動)・想(精神活動)の自己管理可能な4つの基本原則と、環境のバランスを整えることにより健康が維持できると提唱されました。当時の西洋医学、東洋医学が全く気づいていなかった自然法則(気持ちのよさで治る)を説いた、日本独自に生まれた妙療法です。

 操体法はただ単なる治療法・テクニックではなく、動物が本来持っている原始感覚(快か不快かを見極める感覚)を取り戻し、正しい体の理(ことわり)を自分の身体の体感を通して学ぶ実践哲学・自然法則です。操体法の施術では痛いことは一切行いません。「気持ちいい」という感覚を体に聞き分けて味わうことにより、自然と全身のバランスが改善されていきます。自らを癒し、養える操体法を学べばあなたの一生の財産となることでしょう。

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紹介で50代男性のお客様が来られました。

 

服を脱ぐときに肩が痛くて辛いという症状でした。もう痛いのが2か月間続いているそうです。

 

 

まず、極性の反転のチェックです。

 

これが逆転していると色んな施術をやっても効果が出ないので、最近は必ず最初にやるようにしています。

 

 

案の定、極性が反転していました!電気極性を正常に戻しただけで、腕がかなり挙がるようになり、身体もフラフラしなくなりました。

 

 

続いて、立位の状態での歪みのチェックです。

 

前後屈、左右の側屈、左右の捻りの状態で、後ろから腰を押してチェックします。すると、強い方と弱い方がわかるので、強い方の姿勢を維持したまま揺すって調整します。

 

これで肩甲骨の左右差がほぼなくなりました。

 

 

しかし、肩を挙げる動きはまだ痛いまま・・・これは腕か肩そのものの問題だな・・・と問題となっている筋肉を調査していきます。

 

そして・・・見つけました!

 

母指球筋をグッと押しながら、痛い動きをさせると痛みが減りました。(原因となる筋肉を抑えて痛い動きをすると痛みが消えるという現象を使う)

 

仕事の締め切りにより、徹夜作業でパソコンをやらないといけないことがあり、マウスを使い過ぎてから肩が挙がらなくなったことを思い出したそうです。

 

仰向けになってもらい、母指球筋がほぐれるように、浮かせてユラユラと揺すります。しばらくやると母指球筋の凝りが取れました。

 

バンザイ検査すると、腕がかなり挙がるようになりました。

 

 

しかし、まだ痛みがあると言うので、今度は痛い部分に指先を触れてもらいながら、また「浮かせて揺する」のをユラユラしばらくやりました。

 

すると、またバンザイの可動域が改善していきます。

 

 

それでも、まだ痛みが残っているので、気になっていた巻き肩をなおすことをしました。

 

巻き肩を改善し、斜角筋、僧帽筋も緩め、バンザイしてもらうと痛みはほぼ消えました。

 

 

まだ左に比べると右は挙げにくいけれど、まあ、あまり欲張らないで今日はここまでとして立ってもらいました。

 

 

どうしても、パソコン作業が多いと、前腕が内捩りになり過ぎているのです。

 

その前腕の捩れから肩が巻き肩になり、肩を挙げにくくなるという現象になっていたのでした。

 

 

腕を外に捩る動きが楽で、気持ちいいからやるように言って施術は終了しました。

 

服を着替えるときに「あー楽に着れる!」と喜んでいただけました(^_-)-☆

 

 

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古武術「剣住会」に参加して気づいたことを施術に活かせたので紹介します。


野本先生が「崩すと筋肉は緩むんですよ」と言って、 私の手首をとって重心を操作して崩れた状態にしました。

そうした途端に肩の凝りが無くなってしまうというデモンストレーションしてくれました。


また、頭を両手で挟むようにして重心を崩して浮かされることで首や背骨がゆるゆるになってしまう技もやってみせてくれました。


「そうか!浮かすと緩むのか!崩すと緩むのか!」



戸塚ヨットスクールでウィンドサーフィンをさせて脳を活性化させるという話がありましたが、それも同じことなんだなと気づきました。


昔、一本歯の下駄を履いていると身体の歪みが整うということを実験的にやっていたことがありますが、あれも同じ原理です。


合気道や少林寺拳法でもうまい人に崩されて投げられると身体が整うということは知っていましたが、それも同じです。



操体施術をしていると「先生に重心をとられて投げられそうな感じがする」と昔、ある人に言われたことがあったのですが、まさに相手の重心を捉えて、浮かしていたのです。


どうやら身体は不安定な状態に置かれると、 無意識に安定しようとして自己治癒力にスイッチが入るようなのです。



これを昨日から操体施術に応用してみました。

1.両膝を立ててもらって、両脛に軽く触れて

こちらは腰から相手の重心を浮かすように微妙に操作します。


2.後頭骨の下に両掌をそえて、

こちらは腰から相手の重心を浮かすように微妙に操作します。


そうすると・・・

相手の身体がもぞもぞと勝手に動き出して見事に治っていくのです。お腹がギュルギュル反応します。


これは操体施術を長年受けている人には特に即効でとても深い癒しが得られるようです。


崩されること、浮かされることでエネルギーが内部から湧き出てくるような感じでしょうか。


身体っておもしろいな~と改めて楽しませてもらいました。



「おもしろそうだな~自分も一度、操体を受けてみたい!」

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●中村 匠様 会社員

操体おおほり癒養院 中村様

(どんな症状でお困りでしたか?)

顎関節症で口を開くと激しい痛みを感じる。慢性的な肩凝りに悩んでいた


(その症状に対して、今までどのように対処してきましたか?)

整体に行ったり、歯科でマウスピースを作ってもらい、使用していた。親不知が原因と言われたので抜歯を行った


(当院に来る前に、どのような期待や不安がありましたか?)

普通の整体のような施術を予想していたので、一時的なほぐれだけだろうと大きな改善は期待していなかった


(実際に当院の操体施術を受けてみてどうでしたか?)

顎ではなく、全身の歪みを取るだけで、劇的に改善されたことはもとより、全身の硬さがほぐれ、顎や肩凝りにも大きく効果があり、素晴らしかった。また、日常でできる治療法も教えていただき、効果の持続も期待できた

(他の医療機関や治療院と比べて何が違いましたか?)

整体とは違い、ささいな部分のほぐしが体全体に影響が出るという驚きを実感できた。また、日常の治療法も教えていただいたのでとてもありがたかった


(どんな人にお勧めしたいですか?)

顎関節症で様々な治療を受けても効果が無かった人、短期間で再発する人は一度施術を受けることをお勧めしたい



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先日、施術中にふと閃いてわかったことがあります。


仰向けで膝を伸ばした状態で足を挙げると

右足が重くて挙げにくいというので、

その人の右足に「お辞儀」をしてみました。


Mさん「あれっ!?さっきよりも軽い。今、何をしたんですか?」


私「右足にお辞儀をしたんですよ」


Mさん「えええ!!不思議!」


右足に敬意を表したら、右足の機能が復活したのです。

そんな現象が起きました。面白いですね!


丁重に扱われることって気持ちいいですよね。

おそらく、大切に扱われることで細胞が喜んで活性化するのだと思われます。


日本古来から伝わっている礼儀作法は

エネルギーコントロールの結晶なのですね。


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最近、実感できるようになったのは

お客様とラポール(信頼関係)ができればできるほど、

体が同調して「触れるだけ」「一緒にいるだけ」

でも体が整ってしまうということです。



実は体は整っている人が一緒にいてくれるだけで

安心して整うようにできているのです。



極端な人だと

「予約ができた瞬間に痛みが軽減した」

「施術に行く前日から急に調子がよくなる」

「施術に行く日になると良くなっている」

という現象まで起きます。


これは何度も操体施術を受けることで

お客さんの体が私の体と同調してしまうからです。


やはり、体のメンテナンスとして毎月通っている人は

顕著に同調してすぐに改善しますね。


もちろん、私の体が歪んでいたり、

私の雰囲気や感情が悪いときは

悪い同調が起こる可能性もあるので

施術者として自分を整えておくことは必須だと思います。


もし、あなたが治療家、セラピスト、カウンセラーなどの

お仕事をされているのであれば、

操体を習得して自分で体を整えられるようになることをおすすめします。




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この度は当院のサイトを訪れていただき、ありがとうございます。


はじめまして。

操体おおほり癒養院 院長 大堀 亮造(おおほり りょうぞう)です。


写真


私の志は、本気で変わりたいお客様に対して、

体を整えることで「本来の自分」を取り戻すサポートをすることです。


その手段として操体法の施術を行っています。


当院では志に則り、以下の「施術理念」を掲げて営業させていただいています。

理念がよく分からないまま通院するのと、しっかりご理解されてから通院されるのでは、得られる効果や回復のスピードがまったく違いますので少々おつき合いいただけると幸いです。

私が操体施術を通してあなたにお約束する理念は次の5つです。

  • 気持ちいいことをすれば治るという自然の法則を学んでいただきます  
  • 自然体(本来の自分)を取り戻していただきます  
  • 体の面白さを知っていただきます  
  • 定期的なメンテナンスでベストコンディションを維持していただきます  
  • 自己調整法を習得していただきます  



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操体法は「気持ちのいいことをすれば治る」という自然の法則を治療的に使わせていただいています。

操体法を創始された橋本敬三先生は「気持ちのよさだけを教えろ。治すことまでは関与するな。治すのはご本人の身体にお任せしなさい」と言われています。この言葉がまさに操体法の施術の在り方を説いています。

体は治して欲しいのではなくて、あなたに理解して欲しいのです。

操体の施術では「気持ちいいかどうか?」を体に聴き分けていきますが、あなた自身が体の声を謙虚に聴く訓練をしていくことで、体が訴えていたこと、体にとって必要なこと、今の自分がやるべきことなどがわかってきます。

英語のヒアリングと同じです。最初は何を言っているのかわかりませんが、体の声も聴き続けていると少しずつわかっていくのです。

体の声を聴き、体が望むことを実践してあげることで、体との信頼関係が取り戻されると症状は自然と改善していきます。これが自然の法則なのです。

操体法=体を自由に操り、幸せになる法則
と私は考えています。  




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宇宙

ここでいう自然体とは、何も考えなくても無意識に自然と美しい姿勢になっていることを言います。その状態こそが本来の自分です。 「自然体の作り方」というような話もありますが、自然体というのは無意識に自然とできているからこそ自然体なのです。

簡単に言うと、「〇〇さんは姿勢が美しいですね~」と他人から言われるようになれば、自然体ができている証拠と言えるでしょう。

私は操体と出会ってことがきっかけで自分で体をコマメに整える習慣がついて、いつの間にか他人から「姿勢がいいですね」「立ち姿が綺麗ですね」と言われるようになっていきました。

具体的に自然体とはどんな状態かというと以下の通りです。

  • 体の中心軸・センターが明確であること
  • 三つの軸(前後・左右・回旋)の歪みがないこと
  • 体のどこにも痛み、凝り、違和感がないこと
  • 立っていることそのものが気持ちいいと感じられること。地球とバランスが取れている状態
  • 地に足がついていること
  • 上虚下実であること。すなわち、上半身は力が抜けてリラックスしており、下半身(下丹田)が充実していること。重心が下腹(下丹田)に在ること
  • 気持ちが落ち着いており、安心していること。平常心であること
  • その場に応じて臨機応変に対応できるニュートラルな状態

    
 そもそも日本人は外国人とは違い、日常生活そのものが鍛練となっていました。 床に座る生活、正座やあぐら、着物、家の中での裸足、草履や下駄、腰帯、鉢巻、襷などなど。昔は「肚の座った人」に重要な仕事を任せていました。

双葉山 植芝盛平

上の写真は大相撲で69連勝の記録を打ち立てた大横綱 双葉山(左)と合気道の創始者 植芝盛平(右)です。素晴らしい自然体を体現されています。一本の線が体にビシッと通っています。

体は嘘をつきません。立ち姿にその人の内面的な強さや美しさが現れるのです。 だからこそ、江戸時代に日本の侍を初めて目にした外人達がその姿勢や態度に驚いたのです。

ところが今の日本人は生活がすっかり西洋化してしまいました。日本人なのに日本人本来の体を失い、かといって西洋人の体にもなりきれない中途半端な状態に陥っているといえます。

私は武道をやっている中で操体と出会って衝撃を受けました。操体の施術を受けたとき、生まれてはじめて武道をやる上で、基本とされている「自然体の状態」を実感できたのです。 実は武道の技はいくら練習しても、ベースとなる体ができていないと全くできないものなのです。誤魔化しが効かない世界です。


日本人が本来持っていた自然体になることで本来もっている力が発揮できます。私のところで操体を受けることで体の動きが変わり、声が変わり、入賞したり、結果を出せるようになった人はたくさんいます。

また、特別に武道やスポーツなどをしていない普通の人であっても操体の施術を受けた直後は自然体の状態に戻ることを発見しました。

もちろん、操体を1回受けただけでは自然体の状態は定着しませんが、定期的に通いながら整った状態を体に再教育していくことで文字通り、自然に体が整った状態=自然体が普通の状態になっていくのです。

プロのバレエダンサーや武道の先生であっても腰を後ろから押すとフラフラ状態の人が多いのですが、操体の施術を定期的に受けている普通の主婦の方が押されてもまったくビクともしないという現象が起きます。

体が柔らかいということや激しい動きができるということと、地球とバランスがとれていて気持ちよく立てるということはまったく意味が違うのです。


 武道の世界では常識ですが、地球に対してまっすぐ立っている人の方が強いのです。社会の中でも同じです。人間はその空間の中で一番まっすぐに立っている人の影響を受けるようになっているのです。

コミュニケーションにおいて自然体であることは、他人の信用を勝ち取り、安心感を与える最強の武器となるのです。 もうあなたもご存じの通り、言葉よりも態度や姿勢や動きの方が相手の無意識に与える影響は大きいのです。

残念ながら、左右差のある歪んだ体、猫背などで姿勢が悪い人はそれだけでもう説得力がないのです。まさに一目瞭然です。

ですから、親、先生、講師、指導者にとって自然体であることは必須条件と言えるでしょう。さあ、あなたも操体施術を通じて日本人が本来持っていた自然体を取り戻してみませんか?




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