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シンガポール駐妻図鑑⑤

3.5年暮らして見えてきた、愛すべき妻たちの生態


9. カフェ開拓妻


シンガポール中のおしゃれカフェを知っているタイプ。


新しいカフェができると、誰よりも早く行く。

「ここ、雰囲気よかったよ」
「ラテおいしかった」
「子連れでも行ける」
「写真映えする」

情報の鮮度がすごい。


もはやGoogleマップより頼れる。

Tiong Bahru、Joo Chiat、Dempsey、River Valley、Holland Village。

地名を聞いただけで、おすすめカフェが3つくらい出てくる。


会話の中で、
「今度ランチしよう」
と言うと、すぐに候補を出してくれる。


しかも、雰囲気、価格帯、子連れ可否、駐車場、混雑具合まで把握している。


ただし、カフェ開拓が進みすぎると、家計の中でコーヒー代が地味に膨らむ。


一杯のラテが、気づけば立派なランチ代。

でもいい。

異国生活において、素敵なカフェは心の避難所である。


なんでカフェを特別視してキラキラ生活の背景に選ぶ?日本でやってたらただの暇人じゃん。


いや、そんなことはいい!

カフェ開拓妻は、シンガポール生活に潤いを与える平和の使者なのだ。


(つづく)