月経過多の原因は? | 最果てなど無いと知る〜健康を本質から考えるブログ〜

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先日、あるタレントが月経過多で困っているという記事を見かけました。

なんでも、月経過多による不正出血、

それによる貧血、頭痛などに悩まされているそうです。

 

 

そのタレントは現在、避妊リングというものを使い、

症状がおさまってきたそうです。

彼女には何が起こっているか、考えてみたいと思います。

 

 

 

考えられるのはエストロゲン過剰

一番考えられるのは、エストロゲン過剰です。

 

 

エストロゲンは、一般的には女性ホルモンと呼ばれています。

ホルモンのうちのひとつなので、女性特有のものではありません。

男性もエストロゲンは出ます。

 

 

エストロゲンは炎症を誘発する作用のあるホルモンです。

 

 

女性は月経に近くなると、体内のエストロゲン濃度が高まります。

これによって、子宮内膜に炎症を誘発し、

子宮内膜の新陳代謝を促したり、排卵を起こします。

 

 

身体の中で必要な分だけ分泌されて、

必要な分だけ代謝されるなら、問題ないのですが、

現代の食生活や日用品によって、

エストロゲンが過剰な状況を作りやすいという問題があります。

 

 

エストロゲンが過剰になることで、

月経過多が起こりやすくなると考えられます。

 

 

 

エストロゲン過剰になる原因は?

近年、化学的に合成された化学物質が世の中に溢れています。

その中には、エストロゲンと非常によく似た構造のものがいくつかあります。

これをエストロゲン様物質といいます。

また、難しい名前では内分泌攪乱物質ともいいます。

 

 

これらは似た構造なので、

身体の中でエストロゲンと同じ働きをしてしまいます。

 

 

つまり、これらエストロゲン様物質を取り込み過ぎて、

知らずのうちにエストロゲン過剰な状態を引き起こしているということです。

 

 

このエストロゲン様物質の代表的なものは、

  • 大豆イソフラボン
  • プラスチック製品やビニールのコーティング剤
  • 缶詰のコーティング剤
  • 医薬品およびその添加物
  • マイクロプラスチック
  • 重金属
  • 農薬
  • ワクチンのアジュバント

といったもので、現代人においては身近なものではないでしょうか。

 

 

特に最近では、多くの人が真面目にマスクをしています。

 

 

不織布のマスクは布ではなく、化学繊維から作られています。

目に見えませんが、そこから多くのマイクロプラスチックが出てきます。

マスク着けている間、ずっとマイクロプラスチックを吸い込んでいる状況になります。

 

 

また、多価不飽和脂肪酸(プーファ)はエストロゲンを誘導させる作用があります。

プーファも間接的に、エストロゲン過剰を招きます。

 

 

これらをたくさん取り込んでないか、

確認してみましょう。

 

 

 

避妊リングは何をしている?

さて、冒頭のタレントが付けている避妊リングとは何でしょうか。

 

 

子宮内に装着するリングで、

持続的に黄体ホルモンを分泌する仕組みになっており、

その結果、子宮内膜の増殖が抑えられて子宮内膜が薄くなり、

子宮内膜症、月経困難症、貧血改善に効果があるということです。

 

 

子宮内膜が厚いか薄いかは、エネルギー量(ATP)が関係しています。

糖質制限など糖を控えている人ほど、状態はひどくなると考えられます。

 

 

また頭痛も、貧血も起こりやすくなり、

加えてエストロゲンの代謝も悪くなることが考えられます。

 

 

さて現代医学では、症状に対して次のような処置をします。

①薬を使って、少ないものを増やす

②薬により作用するものをブロックして、作用を出ないようにする

③作用しているものの反対の作用を持つ薬を投入する

④何かを悪に決めつけて、それを徹底的に叩く薬剤などを投入する

 

 

この避妊リングは③に該当します。

黄体ホルモンを持続的に放出させることによって、

エストロゲン作用を打ち消しています。

このことに気がつけば、何が影響をしているか、

見えてくるのではないでしょうか。

 

 

身体は身体が必要としていることをしているまでで、

ここに薬を投入させてしまうと、

いずれは何か、弊害が起こることが予想できます。

実際に、避妊リングを装着した5人に1人の割合で生理が止まっています。

他にも腹痛、白髪の増加、体重の増加、便秘などの症状が使用者から上がっています。

 

 

薬を使うより前に、

食や環境を整えるということが基本になります。

お困りの方は、エストロゲンに注目して、

見直してみるのはいかがでしょうか。

 

 

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