大きなウナギに気をつけろ | 最果てなど無いと知る〜健康を本質から考えるブログ〜

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先日、日本国内で起こった一大イベント。

それは土用の丑の日。

いつから始まったかというと、江戸時代にあの有名な発明家、

平賀源内がキャッチコピーを考えて売りはじめたと伝えられています。

その時代から今でも、ウナギの日としての

イベントとして続いています。

 

鰻重

 

僕の働く店でも相当な賑わいで、

蒲焼はほぼ完売していました。

予約だけで300件だったとか。

 

 

しかし、大きなウナギには、

ある秘密が隠されているのはご存知でしょうか。

 

 

 

大きくなるのはエサに秘密がある

稚魚のウナギを養殖すると、

約9割が雄になります。

未だにこの理由は不明とされています。

後ほど僕の見解を書いています。

 

 

雄のウナギは、

身が固くて小さく、ゴムみたいと揶揄されます。

重さは200〜250gがいいところ。

しかし、あるエサを与えたところ、

ウナギがやわらかく大きくなりました。

 

 

 

どんなエサを与えたのか?

さて、どのようなエサを与えたのか。

それは、

 

 

大豆です。

 

大豆製品

 

大豆イソフラボンを含んだものをエサに混ぜて与えたら、

なんと、ウナギが雄の2倍の大きさになりました。

 

 

しかも雄が全匹、雌になりました。

 

 

担当者はこう語ったそうです。

「豆腐や納豆といった普段我々が食べている食品由来のものを使うことで、

安全に育てることができる」

ちなみに僕の住む愛知県で開発された方法でした。

さて、これは本当に安全なのでしょうか。

 

 

 

どうしてウナギが雌になり大きくなった?

ウナギが大きくなった理由は、

大豆イソフラボンによるものです。

 

 

大豆イソフラボンは、

エストロゲンにとっても似た構造をしており、

エストロゲンの受容体に強力にくっつきます。

そのため大豆イソフラボンは、エストロゲン様物質といわれています。

 

 

エストロゲンは、巷では女性ホルモンと呼ばれています。

身体で分泌できる分なら代謝できますが、

大豆イソフラボンなどのエストロゲン様物質を過剰に摂取することで、

エストロゲン過剰になります。

 

 

エストロゲンは炎症を誘発するホルモンです。

つまり、大豆イソフラボンが過剰になると、

炎症が起こり、細胞に水を引き込みます。

すると、それがストレスになって細胞分裂が活発になり、

むくみや肥満体型になります。

 

 

またこのストレスによって、性転換されたものと考えられます。

つまり、今までの大豆を与えていない養殖の稚魚がほぼ雄になったというのは、

養殖という外敵ストレスが無かったことが考えられます。

 

 

 

なぜ大豆イソフラボンを使うのか

家畜業界では、昔からエストロゲンのホルモン注射をしていました。

理由は上記のように、

ストレスで家畜が大きくなり、その分肉が取れるようになるからです。

 

 

しかし、近年では国際的に禁止になりました。

よって代わりに大豆イソフラボンが使われるようになりました。

 

 

このように肥大化したウナギを食べてしまうと、

たとえ大豆製品を食べていなくても、

間接的に大豆イソフラボンを摂取してしまうことになります。

 

 

日本では大豆が健康にいいと喧伝されており、

大豆イソフラボン過剰がもたらす作用について、

知らない方が大変多いです。

そこに加えて、肥大化した家畜を食べることで、

簡単にエストロゲン過剰になってしまうのです。

 

 

他にも大豆は遺伝子組み換えのリスク

どこまでもつきまとう食材でもあります。

『遺伝子組み換えではない』と明記してあっても、

7%までの混入が認められています。

 

 

また、エストロゲン様物質は、他にも数多くあります。

医薬品、重金属、プラ製品のコーティング剤、大気汚染物質など、

これらを少なくするのは、現代社会において困難です。

プラ製品をレンジでチンするだけで、コーティング剤は溶け出します。

ペットボトルの中身にも溶け出しています。

 

 

エストロゲンは、多価不飽和脂肪酸(プーファ)の摂取量に応じて、

誘導されるので、その点も要注意です。

 

 

エストロゲン過剰で起こす症状として、

頭痛、生理痛、生理が重い、虫歯、骨粗鬆症、腸内環境の悪化、むくみ、

疲労感、自己免疫疾患(関節リウマチなど)など様々なものに関わります。

 

むくみが気になる女性

 

 

 

養殖で大きな魚がいたら、この可能性が高いということです。

いかに不自然に作られているのか、いい例でした。

我々消費者が食べたいという希望によって、成り立っています。

 

養殖場

 

僕自身魚は、他のリスクとしてオメガ3プーファや

海洋汚染の影響ががありますので、敬遠しています。

今やマイクロプラスチックが海産物から発見されているのは、

周知の事実ですが、

マイクロプラスチック自体が、エストロゲン様作用をもたらします。

 

 

健康は食材を知ることも重要です。

一度身の回りのものが、どんなものを使っているのか、

確かめてみてはいかがでしょうか。