漢方の哲学思想は、
自然観の法則と
とても深い繋がりがあります。
ホジュン~伝説の心医~
画像、お借りしました。
ホジュンは、身分の低い側室の母から
生まれましたが
やがて御医になり、
東医宝艦(とういほうかん)
という医書を手掛けた人です。
この東医宝艦(とういほうかん)は
2009年に世界記録遺産にも
登録されている
医学書なんですが、
この本にホジュンが
次の言葉を書き残しています。
生命の根源は宇宙の根源に同じ
人の頭が丸いのは空に似て、
足が四角いのは地に似たのだ
天には四季があるように、
人には四肢があり、
天に五行があるように、
人には五臓がある
天に六極(天地と東西南北の六方角)が
あるように、
人には六腑がある
天に八方から吹く風があるように、
人には八節(肩・肘・膝・股)がある
天に九星があるように、
人には九穴がある
(口・両目・両耳・両鼻孔・
尿道口・肛門)
天に十二支があるように、
人の体には十二経脈がある
天には二十四節気があるように
人には二十四愈(陰部から顎への一直線上にある
24の経穴)がある
天に365度があるように、
人の体には365の関節がある
そしてドラマの中では
次のように進みます。
病を治すには先に
人の心を鎮めなければならない
患者の心から疑念や雑念を取り除き、
体を自然に任せればならない
心を空とみなし、心と空を一体にすると
人が和らぎ、人格が穏やかになり
自然と病が治る
/
人体は宇宙(自然)と同じ
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この考え方は、
漢方の自然哲学や
九星気学にも繋がっています。
これらのことから、
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これからの世の中は
陰だけとか、陽だけとかではなく、
調和のとれた価値観や考え方、
そして生き方をしていくといいよ!!
\
と教えてくれているような気がします。