皮膚の不調の症状はいろいろとあります。
先天的に弱い人や
季節によって、ボツボツがでたり、
また、食べ物や環境(ハウスダスト)などに
反応してしまったり・・・
同じ症状でも、体質によって
漢方薬なども違いますが、
今日は、私視点での
おススメの漢方ケア(養生)を
お伝えしますね。
※私は医療従事者ではありません。
あくまでも参考視点で
お読み下さると幸いです。
まず、皮膚の状態をみます。
ポイントは3つ!!
①乾燥してカサカサしている場合
気血水でいうと、皮膚に栄養がいかない
血虚(けっきょ)の状態
《関連記事》
血不足タイプ【気血水】血虚(けっきょ)
一般的に処方される
ワセリンなどを上手に活用して
乾燥を防ぐことがポイントになります。
「血」(けつ)が不足している状態なので、
「血」の補充を積極的に行いましょう。
食べ物は、
赤い食べ物が特におススメ。
ニンジン、トマト、牛肉
「血」を増やす効能がある
ほうれん草やレバー、豚足、
ピーナッツ、ぶどうなども
積極的に食べましょう
そして1番大切なのは
目を労わること
目の使い過ぎは
「血」を消耗させます。
寝る前のスマホやパソコンなどは控え、
できるだけ23時には
※たまには「デジタルデトックス」もいいかもしれませんね。
漢方薬は
当帰飲子(とうきいんし)
お子様の場合は
小建中湯(しょうけんちゅうとう)
がおススメです。
②分泌物が多くてジクジクしている場合
体内に余分な体液があり、
それが排泄できない状態
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利水作用のある
冬瓜やきゅうり、
トウモロコシを食べて、
カラダの中の余分な水分を
排出させましょう。
体力がある人ならば、
少し長めのお風呂に浸かり、
じんわり汗をかくことをおススメします。
湿気が大敵なので、
食べ物も、
甘いもの、脂っこいもの、アルコールは控えて、
胃腸が喜ぶ消化のよい食べ物を
意識して食べてくださいね。
漢方薬は
消風散(しょうふうさん)
がおススメです。
③化膿している場合
赤みがあったり、熱を持っている状態は
清熱といって、冷ますことがポイントになります。
刺激の強い香辛料やアルコール、
脂っこい食べ物などは控えましょう。
ドクダミ茶やハトムギ茶などは、
カラダを冷やし、肌をきれいにするので
おススメです。
※↑ドクダミの花です
漢方薬では
十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)
が有効です。
皮膚疾患にも
様々なケースがあります。
おススメした漢方薬は
すべてドラックストアなどで
購入できるものです。
漢方薬はきちんと服用し、
体質に合っていると
1週間程度で何らかの変化が出てきます。
(私の経験上)
1週間経って、悪化してきたり、
なーにも変化がないようでしたら、
お近くのお医者様に
診てもらってくださいね。
もちろん、その前に
受診することもおススメします。
その他、すべての皮膚疾患で
悩んでいる人に
行ってほしいのが、
皮膚症状は
精神的なストレスによっても
悪化すると言われています。
神経過敏になって
イライラが強いような状態を
漢方では
肝の失調
ととらえます。
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なのでストレスって、
絶対によくないのです!!
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カラダとココロは表裏一体。
ぜひできることから、
漢方ケアを取り入れてみてくださいね♪
参考になりますように。