不愉快な言葉ばかり耳に入るからこんな気持ちになるのだろう…

わたしをいくら慰めても傷口は癒えたりなんてしない
みんなの笑みが怖かった
すべてがわたしに向けられているような気がして

ひとりだとやっぱり乗り越えられない
誰かひとりでも味方がいてくれるのなら安心するんだけど
心許せる場所がなかった
どうしても臆病になってしまう

いくらさ迷っても出口なんてなかった

誰かが手をひいて光を照らしてくれるとでも思っていた
どんな状況でも救済を求め続けることしかできなかった
あんな言葉聞きたくなかった
不快になるだけ
とても不愉快

だから意地でもわたしを通そうと思った

あなたの辛いは
浅海にすぎない
わたしには決して届いたりしない

あなたにはどこかに笑顔が隠されているから

不愉快なモスキートを奏でることができる

それは安定した気温を低温にしてしまう魔法なようなもので

わたしの傷口をかしむしる不快な足跡

拳を握りしめたわたしの怒りをどうか解してくれる安らかなものに出会えればいい

乱れてしまった感覚が正常に戻る日が来ればいい

慣れるなんてわたしには無理だった
いつだってつもりになっていただけで
圧し殺していたの

みんなからのあの青い目に何度も目を反らしながら気づかないふりをしていた

事実に向き合うことが何より傷みを増してしまうこと
逃避は続かない

扉を開けたときの重い空気うるさいぐらいの人ごみ
あの青い目での視線が

わたしの行方をなくしてしまう

次第にガラスの割れる音がわたしの中で大きく響きあたって

立ち上がれないまま
死んだように横たわっているわたし