『性別の枠はめはいつから?』
こんにちは☆ ちぃです(*┃ω┃*)ノ
よく「子どもの頃は男女の区別があまりなかった、分け隔てなかった」とか「子どもはいつから性別で分けて考えるようになるのか、性別を枠にはめようとするのか」といった話を聞きます。
あくまでも個人的な考えですが、子どもでも性別で分けて考えようとするし、性別を枠にはめようとします。
多くは親がそうしてるからっていうのはありますし、幼児期ですでに男女差が表れますからね。
おまけに子どもの頃は世界が狭いのでどうしても「自身の知ってる価値観以外の部分を否定しがち」なこともあると思います。
善悪とはあまり関係ないところでね(-ω-;)
私自身、男児にしては女児的な言動することに「男の子なのに変だよー」と幼少期から言われたものです。
でも子どもは子どもで柔軟で「変じゃない」「おかしくない」と言えば、それ以上は言ってこない子も多かったと思いますが、
小学生くらいになるともうそれが効かなくなって「変な子」「おかしい子」というレッテルを貼られるんですね。
ここまでくると、言われた側の私は「自分って変なんだ……」とアイデンティティの崩壊が起こります。
私の場合はこれからしばらく「普通に憧れる」ことと「徹底的に普通じゃないを貫く」ことが混同しますね(;^_^A
では何故子どもたちは「性別による枠はめを行おうとするのか?」と言うことですが、ここまで来るとたぶん『善意』だと思います。
「女の子っぽかったら、男の子と遊べないから可哀想」
「男の子なんだから、もっと男の子らしい遊びをした方が楽しいに決まってる」
「女の子っぽかったら、男の子の友だちができないから可哀想」
などなど、哀れみなどからくる善意や間違いを正してあげようという善意が理由であることが多いと思います。
私が一番衝撃だったのは、小学生中学年くらいの頃に言われた
「このままじゃオカマになるから、そうならないように言ってるのよ」
という「あなたのためを思って」理論。たぶん「オカマになるのは可哀想。私が言ってあげなきゃ!」みたいな感じだったと思います。
もちろんそれだけじゃなくて「周りの大人たちがそうしてるから」っていうのもあると思いますけどね。
こんな感じでアイデンティティを否定され続けると、まぁ、いろいろイヤになります。
そんな中、唯一の救いは母は絶対否定しなかったことですね。
母には「男らしくしなさい」とか言われたことないし、おかしくないと言ってくれる人でした。
それでも、数には勝てず、当時は「周りの人たちはみんな変って言うのに、お母さんは変って言わないから、お母さんが変なんだ」と思ってしまった時期もあります……数の暴力って恐いね。
もし子どもが性別で分けて考えようとしたり、枠にはめようとしたりして、相手を「おかしい」「変だ」と否定することがあれば、
その否定する子に周りの大人たちが「おかしくないんだよ」「変じゃないんだよ」と言ってあげて欲しいなと思います(●´ω`●)
ではでは(*┃ω┃*)ノシ
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