○色彩俳句700・白妙1・古市枯声01・2025-05-14(水)
○「蓬莱に置く白妙の繭ふたつ」(古市枯声01)
○季語(繭・初夏)(「→春耕俳句会」より引用)【→色彩俳句-索引1・索引2・索引3・索引4・索引5】【→俳人一覧(あ・いい・いた・うえ・お・か・き・くけこ・さ・し・すせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や・ゆ~)】【→俳句結社索引】
【鑑賞】:「白妙(しろたえ)」という麗しい言葉。楮などで織った白布やその布で作った衣服を指すという。「蓬莱(ほうらい)」の意味は多数あるが、ここでは祝儀に用いる山形の台という意味ではなかろうか。その台に白妙の繭二つが置かれている。
○古市枯声(ふるいちこせい)(1938-2016)
○好きな一句「干網に潮の香強き立夏かな」02
○季語(立夏・初夏)(「→俳誌のサロン>歳時記>立夏1」より引用)
【Profile】:福島県いわき市久之浜町出身。1976年「春耕」に入会、→皆川盤水に師事、「春耕」同人。→澤木欣一に師事、「風」同人。1986第2回「春耕賞」受賞。
○五感俳句700・嗅覚127・沢田清子01・2025-05-13(火)
○「夕闇へ泰山木は香を放つ」(沢田清子01)
○季語(泰山木・初夏)(「→俳誌のサロン>歳時記>泰山木の花 1」より引用)【→五感俳句-索引1・索引2・索引3・索引4・索引5】【→俳人一覧(あ・いい・いた・うえ・お・か・き・くけこ・さ・し・すせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や・ゆ~)】【→俳句結社索引】
【鑑賞】:レモンとバラの香りを併せ持つという泰山木。夕闇となってさらにその芳香が際立ってきたようだ。
○沢田清子(さわだきよこ)
○好きな一句「蹼の水を出でたる寒さかな」02
○季語(寒さ・三冬)(「『俳人年鑑』2004年版(北溟社)」より引用)
【Profile】:1937年栃木県出身埼玉県所沢市在住。「河」同人。
○五体俳句700・耳25片耳・トオイダイスケ01・2025-05-12(月)
○「片耳づつ分けてイヤフォン木下闇」(トオイダイスケ01)
○季語(木下闇・三夏)(「→トオイダイスケofficial web site」より引用)【→五体俳句-索引1・索引2・索引3・索引4・索引5】【→俳人一覧(あ・いい・いた・うえ・お・か・き・くけこ・さ・し・すせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や・ゆ~)】【→俳句結社索引】
【鑑賞】:木下闇(こしたやみ)のベンチのカップル。ステレオイヤホンであるならば、音楽はそれぞれ右と左しか聴こえないのであろうがそれはそれ。仲睦ましい若い男女の情景である。
○トオイダイスケ
○好きな一句「特急にゆつくり抜かれゆく涼夜」02
○季語(涼夜・三夏)(引用同上)
【Profile】:1982年生まれ。「澤」会員、「傍点」同人。2015年澤新人賞。2016年北斗賞次点。

○挿絵俳句700a・金網に・鎌田透次714a・2025-05-11(日)
○「金網に濾され五月の風となる」(『転生』2025)(鎌田透次714a)【→Haiku and Illustrationへ →第15句集へ】
○季語(五月・初夏)
the wind passes
through the wire mesh
it's the May wind / Touji
【作句メモ】:亀甲金網(きっこうかなあみ)というものがある。五月の風を生むとしたらこの金網がお似合いだ。。