○特集俳句700・唯我独尊俳句4尊・飯田蛇笏08・2025-05-15(木)
○「誰彼もあらず一天自尊の秋」(『椿花集』1966)(→飯田蛇笏08)
○季語(秋・三秋)(「俳句αあるふぁ2015年10-11月号」より引用)【→特集俳句-索引1索引2検索3検索4検索5検索6【→俳人一覧(いいいたせそちつてとぬねのへほむめもゆ~)】【俳句結社索引

【鑑賞】:「唯我独尊俳句」第4弾は「尊」。蛇笏最晩年の句であるというが。そろそろ自らを誉めてあげてもいいのではないか。この秋天の下で。

○色彩俳句700・白妙1・古市枯声01・2025-05-14(水)
○「蓬莱に置く白妙の繭ふたつ」(古市枯声01)
○季語(繭・初夏)(「→春耕俳句会」より引用)→色彩俳句-索引1索引2索引3索引4索引5】【→俳人一覧(いいいたうえくけこすせそちつてとにぬねのはひへほみむめも)】【→俳句結社索引

【鑑賞】:「白妙(しろたえ)」という麗しい言葉。楮などで織った白布やその布で作った衣服を指すという。「蓬莱(ほうらい)」の意味は多数あるが、ここでは祝儀に用いる山形の台という意味ではなかろうか。その台に白妙の繭二つが置かれている。


古市枯声(ふるいちこせい)(1938-2016)
○好きな一句「干網に潮の香強き立夏かな」02
○季語(立夏・初夏)(「→俳誌のサロン>歳時記>立夏1」より引用)

【Profile】:福島県いわき市久之浜町出身。1976年「春耕」に入会、→皆川盤水に師事、「春耕」同人。→澤木欣一に師事、「」同人。1986第2回「春耕賞」受賞。

○五感俳句700・嗅覚127・沢田清子01・2025-05-13(火)
○「夕闇へ泰山木は香を放つ」(沢田清子01)
○季語(泰山木・初夏)(「→俳誌のサロン>歳時記>泰山木の花 1」より引用)【→五感俳句-索引1索引2索引3索引4索引5【→俳人一覧(いいいたうえけこすせそちつてとにぬねのふへほゆ~)】【俳句結社索引

【鑑賞】:レモンとバラの香りを併せ持つという泰山木。夕闇となってさらにその芳香が際立ってきたようだ。


沢田清子(さわだきよこ)
○好きな一句「蹼の水を出でたる寒さかな」02
○季語(寒さ・三冬)(「『俳人年鑑』2004年版(北溟社)」より引用)

【Profile】:1937年栃木県出身埼玉県所沢市在住。「」同人。

○五体俳句700・耳25片耳・トオイダイスケ01・2025-05-12(月)
○「片耳づつ分けてイヤフォン木下闇」(トオイダイスケ01)
○季語(木下闇・三夏)(「→トオイダイスケofficial web site」より引用)【→五体俳句-索引1索引2索引3索引4索引5【→俳人一覧(いいいたくけせそぬねのへほみむめもゆ~)】【俳句結社索引

【鑑賞】:木下闇(こしたやみ)のベンチのカップル。ステレオイヤホンであるならば、音楽はそれぞれ右と左しか聴こえないのであろうがそれはそれ。仲睦ましい若い男女の情景である。


トオイダイスケ
○好きな一句「特急にゆつくり抜かれゆく涼夜」02
○季語(涼夜・三夏)(引用同上)

【Profile】:1982年生まれ。「」会員、「傍点」同人。2015年澤新人賞。2016年北斗賞次点。


○挿絵俳句700a・金網に・鎌田透次714a・2025-05-11(日)
○「金網に濾され五月の風となる」(『転生』2025)(鎌田透次714a)【→Haiku and Illustrationへ →第15句集へ】
○季語(五月・初夏)

the wind passes
through the wire mesh
it's the May wind / Touji

【作句メモ】:亀甲金網(きっこうかなあみ)というものがある。五月の風を生むとしたらこの金網がお似合いだ。。