○方法俳句692・方言3大阪弁2・山田土偶01・2025-03-16(日)
○「春場所や浪花言葉の嬌声が」(山田土偶01)
○季語(春場所・仲春)(「→俳句データベースドットコム」より引用)【→方法俳句-索引1索引2索引3索引4索引5【→俳人一覧(いいいたうえせそにぬねのはひめもゆ~)】【俳句結社索引

【鑑賞】:三月場所8日目。大阪場所に大阪弁の嬌声が響く。中日(なかび)という。この中日で勝ち越しができるということは初日から全勝であるということである。


山田土偶(やまだどぐう)(1896-1983)
○好きな一句「小寒のさゞなみ立てて木場の川」02
○季語(小寒・晩冬)(「→575筆まか勢」より引用)

【Profile】:→高浜虚子に師事。人形問屋“吉徳”10代目店主。日本人形史の研究家。


○挿絵俳句691b・彼岸西風・鎌田透次705b・2025-03-15(土)
○「彼岸西風襖ガタガタさせに来よ」(『遠景』2025)(鎌田透次705b)【→Haiku and Illustrationへ →第15句集50句へ】
○季語(彼岸西風・仲春)

west wind of HIGAN-
please come and 
vibrate the fusuma / Touji

【作句メモ】:「彼岸西風(ひがんにし)」とは彼岸の頃に吹く西風。和室には障子は無いが襖はかろうじてある。私の襖を思う存分ガタガタ揺らしておくれよ。この頃から春はどんどん深くなる。

○特集俳句691・抱腹絶倒俳句5抱・橋閒石09・2025-03-14(金)
○「春の猫抱いて川幅ながめおり」(『和栲』1983)(→橋閒石09)
○季語(春の猫・三春)(「俳句201606」より引用)【→特集俳句-索引1索引2検索3検索4検索5検索6【→俳人一覧(いいいたせそちつてぬねへほむめもゆ~)】【俳句結社索引

【鑑賞】:特別な情景ではない。普段の行為と風景をきりとった句。「常景」こそが平穏な春を感じさせる。

○方法俳句691・オノマトペ97ぴいぴい1・望月たけし01・2025-03-13(木)
○「ぴいぴい昭和のテレホンカード鳥雲に」(「現代俳句歳時記・春」2004)(望月たけし01)
○季語(鳥雲に・仲春)(「→増殖する俳句歳時記」より引用)【→方法俳句-索引1索引2索引3索引4索引5【→俳人一覧(いいいたうえせそにぬねのはひゆ~)】【俳句結社索引

【鑑賞】:オノマトペ「ぴいぴい」は鳥の鳴声とテレホンカードが吐き出される音をかけている。実は使いきれなかったテレカが何枚か机の抽斗に眠っている。


望月たけし(もちづきたけし)
○好きな一句「潮ふくる能登千枚の春田かな」02
○季語(春田・三春)(「二十世紀名句手帖⑦花と樹木の饗宴(齋藤愼爾編)(河出書房)」より引用)

【Profile】:1939年山梨県甲府市出身。元「道標」同人会長。第5回新俳句人連盟賞、報徳文化賞、道標賞受賞。


○挿絵俳句691a・春場所の・鎌田透次705a・2025-03-12(水)
○「春場所の力士のタオル萌黄色」(『遠景』2025)(鎌田透次705a)【→Haiku and Illustrationへ →第15句集50句へ】
○季語(春場所・仲春)

march sumo tournament-
the color of the sumo wrestler's
towel is light green / Touji

【作句メモ】:相撲の世界は色彩に溢れている。カラーが可とされた相撲まわしもカラフル。宇良はピンクのまわしがトレードマーク。まわしと制限時間後のタオルの
色を同色系に合わせる力士もいる。掲句は鮮やかな「萌黄色」もえぎいろ→#aacf53