○次元俳句692・傷(空間)1・杉江茂義01・2025-03-20(木)
○「傷つけし机を撫でて卒業す」(杉江茂義01)
○季語(卒業・仲春)(「→「春耕・主要同人俳句作品」より引用)【→次元俳句-索引1・索引2・索引3・索引4・索引5・忌日祈念日俳句】【→俳人一覧(あ・いい・いた・うえ・お・か・き・くけこ・さ・し・すせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や・ゆ~)】【→俳句結社索引】
【鑑賞】:少し掘られた机の傷を撫ぜる。教室で過ごした思い出の感触である。2025年「春分の日」。
○杉江茂義(すぎえしげよし)
○好きな一句「農小屋に人の声する穀雨かな」02
○季語(穀雨・晩春)(「→俳誌のサロン>歳時記>穀雨」より引用http://www.haisi.com/saijiki/kokuu.htm)
【Profile】:1996年「雲の峰」入会。1999年「雲の峰」同人。1997年「春耕」入会。2010年「春耕」同人 。
○五感俳句692・感情63信頼1・寺田幸子01・2025-03-19(水)
○「信ずるに足る一本の青き麦」(『見失ふために』2023)(寺田幸子01)
○季語(青麦・仲春)(「→ふらんす堂」より引用)【→五感俳句-索引1・索引2・索引3・索引4・索引5】【→俳人一覧(あ・いい・いた・うえ・お・か・き・くけこ・さ・し・すせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や・ゆ~)】【→俳句結社索引】
【鑑賞】:何も飾るもののない成熟する前の一本の青麦。眼前にある最も信頼できるもののひとつである。
○寺田幸子(てらだゆきこ)
○好きな一句「捩花の階段雨が下りてくる」(『見失ふために』2023)02
○季語(捩花・仲夏)(引用同上)
【Profile】:1948年大阪府出身。2007年「未来図」(→鍵和田釉子主宰)入会、2009年「未来図」同人。「未来図」終刊後、2021年「閏」(→守屋明俊代表)創刊同人。

○挿絵俳句692a・物干に・鎌田透次706a・2025-03-17(月)
○「物干に白布を垂らす彼岸かな」(『遠景』2025)(鎌田透次706a)【→Haiku and Illustrationへ →第15句集50句へ】
○季語(彼岸・仲春)
spring equinoctial Week-
a white cloth is hanging
from the clothesline / Touji
【作句メモ】:「彼岸」といえば一般的には「春彼岸」をいう。一枚の白布(はくふ)は天空への供物(くもつ)である。しかし牡丹餅は食べない。