○特集俳句692・抱腹絶倒俳句6腹・土肥あき子05・2025-03-21(金)
○「腹這へば乳房あふれてあたたかし」(『鯨が海を選んだ日』2002)(→土肥あき子05)
○季語(あたたか・三春)【→特集俳句-索引1索引2検索3検索4検索5検索6【→俳人一覧(いいいたせそちつてぬねへほむめもゆ~)】【俳句結社索引

【鑑賞】:「抱腹絶倒俳句」第6回目は「腹這う」の「腹」。どこで腹這っているのか。例えば春の陽だまりの縁側。春日はあたたかいがまだ春寒が板の間に残る。

○次元俳句692・傷(空間)1・杉江茂義01・2025-03-20(木)
○「傷つけし机を撫でて卒業す」(杉江茂義01)
○季語(卒業・仲春)(「→「春耕・主要同人俳句作品」より引用)【→次元俳句-索引1索引2索引3索引4索引5忌日祈念日俳句】【→俳人一覧(いたうえぬねはひへほむめもゆ~)】【俳句結社索引

【鑑賞】:少し掘られた机の傷を撫ぜる。教室で過ごした思い出の感触である。2025年「春分の日」。


杉江茂義(すぎえしげよし)
○好きな一句「農小屋に人の声する穀雨かな」02
○季語(穀雨・晩春)(「→俳誌のサロン>歳時記>穀雨」より引用http://www.haisi.com/saijiki/kokuu.htm)
【Profile】:1996年「雲の峰」入会。1999年「雲の峰」同人。1997年「春耕」入会。2010年「春耕」同人 。

○五感俳句692・感情63信頼1・寺田幸子01・2025-03-19(水)
○「信ずるに足る一本の青き麦」(『見失ふために』2023)(寺田幸子01)
○季語(青麦・仲春)(「→ふらんす堂」より引用)【→五感俳句-索引1索引2索引3索引4索引5【→俳人一覧(いいいたうえくけこすせそちつにぬねのふへほゆ~)】【俳句結社索引

【鑑賞】:何も飾るもののない成熟する前の一本の青麦。眼前にある最も信頼できるもののひとつである。


寺田幸子(てらだゆきこ)
○好きな一句「捩花の階段雨が下りてくる」(『見失ふために』2023)02
○季語(捩花・仲夏)(引用同上)

【Profile】:1948年大阪府出身。2007年「未来図」(→鍵和田釉子主宰)入会、2009年「未来図」同人。「未来図」終刊後、2021年「」(→守屋明俊代表)創刊同人。

○五体俳句692・指27・井沢正江05・2025-03-18(火)
○「指を組む春眠神に逢はむとす」(『火襷』1964)(→井沢正江05)
○季語(春眠・三春)【→五体俳句-索引1索引2索引3索引4索引5【→俳人一覧(いいいたくけせそぬねのへほめもゆ~)】【俳句結社索引

【鑑賞】:両手の指を組み合わせて眠る。春の眠りはもっとも神に近い。今日は「睡眠の日」。


○挿絵俳句692a・物干に・鎌田透次706a・2025-03-17(月)
○「物干に白布を垂らす彼岸かな」(『遠景』2025)(鎌田透次706a)【→Haiku and Illustrationへ →第15句集50句へ】
○季語(彼岸・仲春)

spring equinoctial Week-
a white cloth is hanging
from the clothesline / Touji

【作句メモ】:「彼岸」といえば一般的には「春彼岸」をいう。一枚の白布(はくふ)は天空への供物(くもつ)である。しかし牡丹餅は食べない。