2023年8月中旬の佐賀県・長崎県北部の歴史散策レポ2日目の続き。
佐世保港から高速船に乗って、かつての炭鉱町である池島港に着いた後は、池島を散策しました。
佐世保港から高速船で、池島港に移動のレポ
https://ameblo.jp/indyaki12/entry-12841103225.html
池島港から、団地の建ち並ぶ道路を進みます。
団地の前に、何やら、古い杭がありました。史跡案内板のようです…文字が読めん(^^;
その横には、史跡案内板があって…「殿のヤグラ(とんのやぐら)跡」
江戸時代、大村藩の領地であった池島には、小番所が設けられていましたが(現在の郷地区の一角)、この付近には「ヤグラ」があったと言い伝えられています。
当時の港地区は、玉石の海岸であり、そこに高さ5~6m、基礎部に玉砂利を敷き、その上に5m角、6m角、最上部に10m角の三段の櫓があり、大村からの下級武士の接待や御用船の船員へのお礼として、花見や磯遊びなどをさせていたと言われていますが、残念ながら文献などは残っていません…
道路を更に進むと、ネコちゃん発見!たくさんいましたよ~♪
広場のようなスペースに出ると…あら?何かいますね。
近づいてみると…おお!ヤギさんでした♪かわいい~♪
山の手には、かつての炭鉱の建屋が見えて来て…
道路が上り坂になると、煙突と錆び付いた工場プラントが見えて来ました!
こちらは、「旧発電造水施設」。
道路から下を覗き込みと、草ぼうぼうで、時の流れを感じさせます。
発電造水施設をじっくりと…いいですね~このサビつき具合♪
角度を変えて…
ダクトでしょうか、下に崩れ落ちちゃっていますが…
煙突を見上げて…
エントツの奥にある建屋。
配管もちょん切れていて…この壊れ感、廃墟みたいで堪りません♪
「旧発電造水施設」を通り過ぎると、海が見えて来て…
坂道を更に上って行きます。
閉じられたゲートがあって…炭鉱施設の出入口だったようですね。
こちらにも、山羊さんが!
塀から身を乗り出しているから、ビックリした!笑
草むらの中に、三角形のモニュメントのようなものを発見。
近づくと…「松島炭鉱株式会社 池島鉱業所」とあります。
運営企業の門柱だったようです。
更に上って行くと、平坦な場所になって、古そうな建物が見えて来ます。住宅のようです。
その近くには、「公共トイレマップ」がありました。これは便利だ(^^)
郵便局もあって…
簡易郵便局になりますので、ATMはないとのことで…汗
その先には、店舗兼住宅と思われる建物がありました。
かつては、賑わっていたのでしょうね…
樹木に埋もれた建物もあって…
この建物は「池島診療所」だったようです…
消防署。
池島中央会館。
池島唯一の宿泊施設ですが、食事の提供はないそうです…島内に飲食施設はありませんので、ご注意の程を…
ここにも、ネコちゃん♪
しかし、島にネコちゃんが多いのは、何故でしょうね(^^;
坂道を更に上ると、信号があって…
信号があるのは、池島小中学校の校門前になるんですよね。
池島小学校と池島中学校が併設となっていますが、児童・生徒は、現在は何人なのでしょうか…数年前は全校で2人というデータもあるようですが…
池島港から島内を散策して、「殿のヤグラ跡」「旧発電造水施設」「池島小中学校」と回った後は、池島の更に奥に歩いてみました。
その様子は、また後日。
西海沿岸商船(高速船・フェリー)
https://www.city.saikai.nagasaki.jp/soshiki/seisaku/1/1_1/2/3742.html
池島炭鉱体験ツアー
https://www.nagasaki-tabinet.com/plan/62798
https://www.nagasaki-tabinet.com/course/60993
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