上野天満宮(菅原神社)と、上野町元標と ~三重県伊賀市の史跡・神社・街並 | 九州下町おやじの珍道中

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2020年4月11日の三重県伊賀上野散策の続き。

 

松尾芭蕉翁生家」から「旧大和街道道標」を見学し、「妙華寺」「高原稲荷神社」と回った後は、「上野天神宮」に向かいました。

 

 

松尾芭蕉翁生家・旧大和街道道標・妙華寺・高原稲荷神社のレポ

 

 

 

 

 

高原稲荷神社」に隣接して、「上野天神宮」は鎮座しています。

 

 

 

 

鳥居脇には、「史跡 貝おほぴ奉納の社」と刻まれた石碑があって…

 

 

 

 

菅原神社」の由緒書き。

上野天神宮(通称お天神さん)」と呼ばれ、菅原道真公を主神とする神社で、旧上野町の産土神として、文学の祖神、牛馬の守護神として宗敬されています。

 

 

 

往古、上野山平楽寺の伽藍神でしたが、天正9年(1581)天正伊賀の乱の後、藤堂高虎に城下町建設の際、この地に奉遷され城郭鎮守として祀られました。

 

毎年10月23日~25日に行われる「上野天神祭」は、神輿の渡御に供奉する百数十体の鬼行列や、雅調豊かな祭囃子を奏でながら、9基のだんじり(楼車)がこれに続く…三重県の無形文化財に指定されています。

 

 

 

鳥居をくぐると、立派な楼門が!

三重県有形文化財に指定されています。

 

 

 

 

楼門の脇には、「貝おほひ顕彰記」という石碑がありました。

 

 

 

 

由緒書き「芭蕉編『貝おほひ』奉納社 上野天神宮」があります。

貝おほひ」は、芭蕉が29歳の時の処女撰集。別名三十番俳諧合とも言い、伊賀上野の俳人と芭蕉(当時宗房と号す)自身の発句全60句を左右三十番に合わせ、自ら勝負の判定を行い、句の優秀の理由を述べたもので、芭蕉の生前中に自署し出版した唯一の書です。

 

 

 

書名は、同じ絵柄の貝を左右に分かち、合わせた数の多さで勝負を競う遊び「貝覆(かいおほひ)」にちなみ名づけられました。

特徴は、発句・判詞ともに当時流行の小唄や流行語、奴詞を駆使し、遊蕩的・享楽的な俳諧を志向している点です。

 

 

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貝おほひ

『貝おほひ』(かいおおい)は、松尾芭蕉の俳諧集。1672年(寛文12年)刊。 松尾芭蕉がまだ故郷にあって、宗房と名乗っていた頃の30番俳諧合であり、処女出版でもある。

(後略)(ウィキペディア「貝おほひ」)

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松尾芭蕉の「貝おほひ」が奉納された神社なのですね。

 

 

 

貝おほひ顕彰碑」の隣には、句碑があって…

 

 

 

 

句碑の由緒書き。

「菅社のほとり 薬師寺の会に 初さくら折しもけふはよき日なり 芭蕉

元禄元年(1688)芭蕉45歳の作。季語は「初桜」で春。

 

 

 

芭蕉は寛文12年(1672)29歳の時、ここ上野天神宮天満宮とも)へ初めて編んだ俳諧発句合「貝おほひ」を奉納し文運を祈願、俳諧師として世に建つ決意を表しています。

 

 

 

 

楼門の手前には、神牛。

 

 

 

 

楼門の中の狛犬。

 

 

 

 

なかなか古そうです。

 

 

 

 

楼門をくぐると、「松尾神社」。

 

 

 

 

鳥居をくぐって、「松尾神社」の御社に近づいて…

 

 

 

 

こちらにも、神牛が!

 

 

 

 

その隣には、神馬の御社があって…

 

 

 

 

上野天神宮」の社殿。

 

 

 

 

拝殿に向かって右にも鳥居がありました。

 

 

 

 

鳥居をくぐって進むと、「美加多神社」。

 

 

 

 

美加多神社」の隣には、「上野天神宮」の本殿が見えます。

 

 

 

 

鐘楼。こちらも、三重県の有形文化財に指定されています。

 

 

 

 

上野天神宮」を終え、1枚目の写真の鳥居から西の方角に進んでいくと、由緒書き「だんじり蔵 東町」がありました。

 

 

 

だんじり 桐本

文政10年(1827)伊賀の仏師筒井儀兵衛らにより新造された、下層前面に御簾の間を設ける古い形態です。

 

しるし 逆熨斗(さかのし)

昭和58年(1978)濱邊萬吉画伯の匠家によりダシ部分が新造され、江戸時代に用いられた文字熨斗の町印を鮑熨斗に改めたもので、勾欄から下の屋台部分は昭和11年(1936)新造されたものを使用しています。

 

 

この由緒書きの後ろには、だんじり蔵があるそうなのですが、この日は、気づかず…汗

 

 

 

そのまままっすぐに路地を進むと、街灯の支柱の陰に、忍者が隠れていて…かわいい笑

ちなみに、この路地は、旧大和街道とのことです。

 

 

 

 

百五銀行の店舗も、昔の町家のような外観で…

この支店は、既に閉鎖されているようです…アップが遅すぎるか汗

 

 

 

 

銀行の前の歩道にも、忍者が!流石は伊賀♪

 

 

 

 

こちらは、和菓子屋さん。昔ながらの風情を感じさせる、ステキな外観です♪

 

 

 

 

アーケード付の商店街もあって…こちらも歴史がありそうですね~

 

 

 

 

こちらのビルも…なかなか見かけない外観で、面白い♪

 

 

 

 

旧大和街道を更に進むと、お店の壁に、忍者の絵画が!トリックアートのようです。

 

 

 

 

そのお店の前に、「上野町元標」と刻まれた石碑が!

 

 

 

 

側面には、「三重県阿山郡上野町」とあって…

 

 

 

 

反対側には、「三重縣」とありました。道路元標になるようです。

 

 

 

 

上野天神宮」と呼ばれる「菅原神社」をお参りし、「上野町元標」を見学した後は、「旧崇廣堂」に向かいました。

その様子は、また後日。

 

 

 

 

菅原神社(上野天満宮)

三重県伊賀市上野東町2929

 

 

 

 

上野町道路元標

三重県伊賀市上野中町3002-1付近

 

 

 

 

 

 

 

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