日比谷公園(その2)・旧第一生命館・帝国劇場・南町奉行所跡 ~東京都千代田区の歴史的建造物・公園 | 九州下町おやじの珍道中

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202111月中旬の東京・有楽町から皇居にかけての散策の続き。

 

日比谷公園」の続き。

 

 

法務省旧本館・法曹会館・日比谷公園(その1)のレポ

 

 

 

 

 

園内には、シャレた建物があるんですよね。

こちらは、「フェリーチェガーデン日比谷」。結婚式場だそうです。

 

 

 

 

建物の前にある由緒書き。「旧日比谷公園事務所」。

我が国最初の洋式公園であった「日比谷公園」の管理事務所として、明治43年(1910)に竣工したドイツ・バンガロー風の瀟洒な建物で、昭和51年(1976)より公園資料館として内部を改造して使われていました。

 

 

 

 

もう一つ、由緒書きがありました。「旧日比谷公園事務所(東京都公園資料館)一棟」。

我が国最初の洋式公園であった日比谷公園の管理事務所として、明治43年(1910)に竣工した建物で、設計者は東京市に勤める技師福田重義。

建物の規模は桁行12.6m、梁間7.2m。現在、内部は1階部分に倉庫・物入・厨房・便所、2階部分にベランダ・ホール・展示室・事務室などが設けられています。

 

 

 

昭和51年(1976)に公園資料館として使用するため内部を改造していますが、構造の躯体、軸組、外観の変更は僅かでよく旧態を留め、2階の展示室にある腰板・棹縁天井・ベイウィンドーの腰掛け、階段などに当初の名残があります。

東京都指定有形文化財(建造物)。

 

 

 

旧日比谷公園事務所」の建物をじっくりと…

 

 

 

 

園内を進むと、池が見えて来て…奥に石垣が見えますね~

 

 

 

 

公園の周りは、高層ビル群…このギャップがまたいいな~♪

 

 

 

 

この池は、「心字池」。

日比谷公園ができる前は、ここは濠で、その面影を残す為、公園造成時池としたもので、全体を上から見ると「心」の文字を崩した形をしているので、「心字池」と言い、禅宗の影響を受けた鎌倉時代、室町時代の庭に見られる日本庭園の伝統的な手法の一つです。

 

 

 

 

日比谷公園」から外に出て、心字池の脇の石垣を眺めて…

しかし立派な石垣だな~♪

 

 

 

 

石垣の脇に、由緒書きがありました。「日比谷門跡」。

中世のこの地域に日比谷村があったことに由来し、慶長19年(1614)に熊本藩主加藤忠広によって石垣が築造され、寛永5年(1628)仙台藩主伊達政宗によって門の石垣が構築されました。

 

 

日比谷門は現在の日比谷交差点付近にありましたが、明治6年(1873)に撤去。

現在の日比谷公園の心字池沿いに石垣は、日比谷門と山下門の間にあった土手の名残です。

 

やはり、門の石垣だったのか~

 

 

 

由緒書き「日比谷見附跡」。

この石垣は、江戸城外郭城門の一つ、日比谷御門の一部で、城の外側から順に、高麗門・枡形・渡櫓・番所が石垣で囲まれていましたが、石垣の一部だけが、ここに残っています。

当時、石垣の西側は濠となっていましたが、公園造成時の面影を偲び、心字池としました。

 

 

 

 

日比谷公園を、今一度…

 

 

 

 

日比谷公園から、有楽町駅方面に向かうと、「旧第一生命館」の第一生命日比谷ファーストがあります。

 

 

 

 

入口脇にある案内板。第一生命さんが日本で最初に「相互会社」を設立したんですね。

 

 

 

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第一生命館(だいいちせいめいかん)は、かつて東京都千代田区有楽町にあった建築物である。別称には第一生命ビル、第一ビル、日比谷第一生命館などがあった。

概要

日比谷濠に面して1938年(昭和13年)に竣工したのちは、第一生命保険本社としてのほか郵便局、貸ホール、女学校校舎、剣道場、警視庁仮庁舎、連合国軍最高司令官総司令部本部などとしても利用されていた。(後略)(ウィキペディア「第一生命館」)

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その隣には、帝国劇場

 

 

 

 

帝国劇場の前から、第一生命ビルを…

 

 

 

 

見入っちゃうな~♪

 

 

 

 

旧第一生命館」は、終戦後、GHQに接収されていて、現在でも「マッカーサー総司令官室」が保存されているというので、見学しようとしたら、特別警戒実施中につき、見学はできず…涙

 

 

 

 

ロビーでは、ギャラリーとして利用され、イベント開催中でした。

 

 

 

 

有楽町駅まで戻って来ました。

中央口から東側、マリオン側に出ると、石積みがあって…

 

 

 

 

石積みのすぐ傍には、「南町奉行所跡」と刻まれた石碑がありました。

 

 

 

 

由緒書き「南町奉行所跡」。

江戸町奉行は、寺社奉行、勘定奉行とともに徳川幕府の三奉行の一つで、その職掌は、江戸府内の行政・司法・警察など多方面に及び、定員2名で南北両奉行に分かれ月番で交替に執務していました。名奉行大岡越前守忠相は、享保2年(1717)から元文元年(1736)にかけて南町奉行としてここで執務をしていました。

 

 

 

南町奉行所は、宝永4年(1707)に常盤橋門内から数寄屋橋門内に移転し、幕末までこの地にあり、その範囲は、有楽町駅および東側街区一帯に当たり、平成17年の発掘調査では、奉行所表門に面した下水溝や役所内に設けられた井戸、土蔵などが発見され、また「大岡越前守屋敷」と墨書きされた荷札も出土。

再開発事業では、石組下水溝の一部をここに再現するとともに、石材を事業地内でベンチなどに活用しています。

 

 

北町奉行所は東京駅前、南町奉行所は有楽町駅前になるのか~面白い!

 

北町奉行所跡のレポ

 

 

 

 

この後、次の用事に向かいましたので、このシリーズもこれにて終了です。

 

有楽町周辺には、古い建物が残っていて、散策するだけでも、結構楽しめますね~

なかなか面白い街でした(^^)

 

 

 

 

日比谷公園

東京都千代田区日比谷公園1

 

 

第一生命日比谷ファースト(旧第一生命館)

東京都千代田区有楽町1-13-1

 

 

 

 

帝国劇場

東京都千代田区丸の内3-1-1

 

 

南町奉行所跡

東京都千代田区有楽町2-9-18付近

 

 

 

 

 

 

 

 

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