清洲駅と、清洲古城跡公園と　～愛知県清須市の駅・史跡・公園

2020年12月中旬。

仕事で、名古屋に出かける用事があったので、仕事の前に、いつもの歴史散策をして来ました。

この時は、速報でレポしていましたね。

2021年12月16日の清洲城跡出撃速報レポ

『今日は、名古屋に出撃。』今日2020年12月16日は、仕事で、名古屋に出撃。仕事に向かう前に、清洲城跡に、行って来たんですよね。清洲城跡を記す石碑。「右大臣織田信長公古城跡」と刻まれ…

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JR名古屋駅から、東海道本線に乗り換えて、清洲駅に到着。

線路が何本も走っていますね～

清洲駅の駅舎。

駅前には、「清須市観光案内MAP」がありました。

「宮重大根発祥の地清須市春日」という案内板もあって…

「宮重大根」の説明書き。

栽培が始まったのは、一説には1,000年以上前とも言われ、江戸時代初期には、宮重地区で栽培されていて、宝永年間（1704～1711）、享保年間（1716～1736）にその名が書物に登場しています。

現在の宮重町の東辺りが原産地と推定され、宮重児童遊園にその旨を記した看板が立てられています。

清洲駅から、東海道本線の線路に沿って、名古屋方面に戻るように進みます。

途中、パロマの工場の脇を通り抜け、暫く進むと、広い駐車場が見えて来ます。

左手の大きな建物は、清洲総合福祉センターです。

駐車場を進むと、右手に、「清洲城へようこそ！信長公祀るお社入口清州城跡碑」というゲート状の看板がありました。

「周辺の見どころ」マップ。

ここにも、「清須市観光案内MAP」がありました。

ゲート状の看板をくぐると、緑道になっていて…こちらは「清洲古城跡公園」。

手水石。

石灯籠と石段が見えて来て…

「清洲城の概要」

清須城の始まりは、尾張守護であった斯波義重が守護所下津城（現稲沢市）の別郭として鎌倉街道と伊勢街道が合流する清洲に築城されたと伝えられ、文明8年（1476）に下津城が戦乱で焼失して以降、守護所は清州城に移ったとされています。

この時期、尾張国は守護代の織田氏が力を持つようになり、岩倉の織田氏が尾張の上四郡を、清州の織田氏が下四郡を分割支配し、清州織田家当主織田信友が守護斯波義統を殺害したのをきっかけに、弘治元年（1555）那古野城にあった織田信長公は、清洲城を攻め信友を討ち、清洲城に入城し、尾張支配の本拠地とします。

信長公没後、天正10年（1582）清州会議の後は、信長公次男の織田信雄が尾張、伊勢、伊賀の領主となり、当初は伊勢長島に居城を構えていましたが、天正地震、木曽川洪水などを契機に本拠を清州城に移転。この頃、清洲城は大改修が行われたと推測されます。

以後、豊臣秀次、福島正則、松平忠吉、徳川義直が城主となりましたが、慶長15年（1610）徳川家康公は、清州廃都、名古屋遷都を指令し、3年後には「清洲越し」が完了、清洲城は廃城となり、石垣、橋、武家屋敷などの古材は名古屋城築城に利用され、名古屋城の西北隅櫓（清州櫓）は、清州城を移築したとも伝えられています。