栄仙寺跡と、旧領主御仮屋跡と、大心寺と ~鹿児島県南九州市の史跡・寺院 | 九州下町おやじの珍道中

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20188月16日の鹿児島知覧町散策レポの続き。

 

麓公園」を通り、「島津墓地(西福寺跡)」をお参りした後は、「栄仙寺跡」に向かいました。

 

 

島津墓地(西福寺跡)・麓公園のレポ

https://ameblo.jp/indyaki12/entry-12511534321.html

 

 

島津墓地(西福寺跡)」から「知覧武家屋敷群」の方に裏通りを戻って行くと、一段低い所に、小川のようなものがありました。

 

 

近付いてみると…。井戸ですね。水源になっているようです。

 

 

井戸のすぐ近くには、一段高くなっている場所があって、その手前には石碑と由緒書きがあるようです。

 

 

その石碑に近付いて…。「栄仙寺跡」とあります。

 

 

栄仙寺跡」の由緒書き。佐多氏2代佐多忠直は、延文4年(1359)島津氏6代島津氏久に従い、日向の畠山直顕を攻め、末吉の「国合が原」で合戦となりました。

 

 

善戦空しく彼は戦死。この時、腰にあった佐多家の家宝「爪切丸」の名刀は奪われてしましたが、佐多氏6代佐多忠山の時代に、「太刀を奪った者の家でも家宝としたが家に不幸が続き神社に奉納した。処がその神社でも奇怪な出来事が続くので、本来の持ち主を探して行脚している。」という桂雲比丘と称する僧が現れ、「爪切丸」は佐多家に帰って来たと伝えられています。

この僧が結んだ庵を「桂雲庵」といい、後に佐多氏の菩提寺であった西福寺3代賢叔和尚が末寺としてその場所に開山したのが「栄仙寺」。廃仏毀釈で廃寺となりました…。

 

鹿児島は、廃仏毀釈で、かなりの数のお寺が廃寺となっているんですよね…。

ここ「栄仙寺跡」は、今は農地のようになっていました…。

 

 

 

栄仙寺跡」から更に武家屋敷の方に戻ると、丁字路の角に、石碑を発見。

 

 

石碑に近付いてみると、「旧領主御仮屋跡」とあります。先日レポした「御仮屋跡」に移る前に、佐多氏の館のあった御仮屋がこの地にあった訳か~♪

 

 

御仮屋跡のレポ

https://ameblo.jp/indyaki12/entry-12496464633.html

 

 

 

南九州市のマンホール蓋。幾何学模様で、何をモチーフにしているのか、よく分かりません(^^;

 

 

 

更に武家屋敷の方に戻ると、丁字路に突き当たるのですが、そこにはお寺があるようです。

 

 

大きな堂宇がありますね~

 

 

こちらは「大心寺」。立派な本堂です!

 

 

本堂に近付いて…。

 

 

鐘楼。

 

 

梵鐘も立派!

 

 

境内の樹木は背が高くて…。

 

 

本堂を今一度。

 

 

石灯籠も大きい!

 

 

本堂正面から延びる参道には、石橋が架けられていて…。

 

 

池も立派だこと!

 

 

石橋を渡り、振り返って、本堂を…。

 

 

山門。こちらが正面でした…脇から入ってしまいましたね(^^;

 

 

由緒書きがなくて、よく分かりませんでしたが、「御仮屋」の近くにある寺院ですから、歴史ある由緒正しき寺院なのでしょうね。

 

 

「栄仙寺跡」「旧領主御仮屋跡」を見学し、「大心寺」をお参りした後は、「知覧武家屋敷」に戻りました。

その様子は、また後日。

 

 

 

栄仙寺跡

鹿児島県南九州市知覧町郡16608-2付近

 

 

旧領主御仮屋跡

鹿児島県南九州市知覧町郡16746付近

 

 

大心寺

鹿児島県南九州市知覧町郡16765

 

 

 

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