ESの書き方・オススメ本


エントリーシートのノウハウ本は数多く出版されていますが、

私が自己PR作成にもっとも役立つと感じたのは


出版社合格への道


という本です。


「私は出版志望じゃないから関係ないよ」などと言うなかれ。

出版に限らず、全てのESに通用するノウハウが書かれています。


出版業界では、他の業界よりもはるかに高い水準のES、および作文が要求されるのです。


この本の第2章では作文の書き方が、
第3章では、それをES用に簡潔にまとめる方法が書かれています。

作文のない他業界志望者にとっては遠回りに見えるでしょう。

しかし、出版社で要求されるレベルの作文を要約すれば、

ESの内容は、短くとも濃密なものになります。


「短い中に、いかに内容を盛り込むか」というES最大の課題をクリアするのにうってつけです。



私も、出版社を受け終わる前にこの本に出会っていれば……。

しかし、この本を読んでから、他業界のESの質をかなり向上させられたのは確かです。



余談ですが、この本で対策をしてから、他業界のESを就職課の職員に見せたところ、

「君、ESうまいねぇ。出版社受けてたでしょ?」

と言われました。

ビンゴです。あの時は驚きました。


どうやら、出版社対策をしてあるESには、かなり違いが出るようです。



買わない方がいい本


ちなみに、エントリーシートの書き方について「~しました」を「~です」に変えるとか、小手先のテクニックにこだわって指南している対策本は論外です。

『面接の達人』シリーズがその代表格でしょうか。


就職課の職員にも、添削するときに、そういう小手先の表現にこだわる人がいますね。


細かい表現の善し悪しは、人事の好みの違いによっていくらでも変わります。

そんなものより、内容を充実させるべきでしょう。

ES(エントリーシート)作成の心構え


エントリーシートと面接、どちらも人事に伝える内容はだいたい同じです。

では、この2つの選考の一番の違いはなんでしょうか。



面接: 一発勝負でやり直しがきかない

ES: 提出まで、何度でも推敲することができる



おそらく、この点が一番大きいでしょう。

さらに、ESは選考中ずっと企業側に残り、選考の核として使われ続けるという点もあります。


ですから、ESだけは決して手を抜いてはいけないと言えるでしょう。


逆に、手を抜かずに「確実に通る」レベルのESを書けば、その内容はほかの企業でも使い回せます。

特に自己PRは、ほとんど内容を変えないでも大丈夫でしょう。


ESは推敲を重ね、友達や内定者の先輩、就職課の職員などに積極的に見せてアドバイスをもらうべきでしょう。

特に本命企業のESは、全ての人に「これならまず受かるよ」と言われるレベルにしておくべきです。

(実験的に自分なりの就活ノウハウ編をスタートしてみました。

今の3年生、あるいはまだ就活を続けている人の参考になるといいのですが……)


就活をするにあたって、まずはじめに誰もが気にする要素があります。

それは「倍率」です。



一応、有効求人倍率が2倍以上。つまり理論上すべての人が職につける時代になりました。



と言っても、大手の倍率はやはり数百倍~数十倍

結局のところあまり変わらない。




むしろ「売り手市場」という言葉が先行しての余裕、リクナビやマイナビといった簡単にエントリーできるツールの普及。


その2点のおかげで、倍率は上がっているように思えます。





特にマスコミの倍率は凄く、テレビ局のアナウンサー職は1000倍近く

テレビ局や出版社の壁は厚いです。





「そんな雲の上の話はいいから。受けるとしても記念受験さ。どうにか一般の大手企業くらいには入りたいよ」

というのがほとんどの人の本音ではないでしょうか。





しかし大手メーカーでも、倍率は60倍~200倍といったところ。

やはり確率的には厳しく感じられます。





そんな中、私は大手ばかり受けていたのですが、

別に確率論を無視していたわけではありません。





私はエントリーシートと筆記はまず落ちないレベルにきていたので、

まず最初の倍率よりも分のいい賭けになります。




(このレベルにはおそらく、毎日のわずかな時間の練習で誰でも到達可能だと思います。

「エントリーシート」、「筆記」についてはまた後の記事で)




そのレベルにくると、だいたい倍率は50倍くらいには下がるのではないでしょうか。


「それでもけっこう高いじゃねーか」

とおっしゃる方も多いでしょう。


しかし複数の企業を受ければ「どれかに受かる確率」は飛躍的に向上します。


計算してみるとわかるのですが、

倍率50倍の会社を1社受けて通る確率は2%ですが、20社受ければ33.24%にまで向上します。



まあ、私が受けた大手電機メーカーの数はそこまで多くなく、せいぜい5社くらいなのですが、

仮にそのすべてに落ちていたとしても、

20社と言わず、ひたすら受け続けていれば、確率的にどこかには引っかかっていた筈です。



数社受けることでリスクを減らす。


あとはエントリーシート、筆記、グループディスカッション、集団面接、個人面接など、

各選考の経験を積んでテクニックを学び、少しずつ不安要素を潰していく。


そうやって、受かる確率を少しずつ上げていくゲーム。それが就活と言えるでしょう。



ちなみに、「 就活☆コミック 内定がほしい!  」という本の巻末に、

人気大手企業100社のアクセスマップが載っています。


上で書いたように多くの大手企業を受けるのであれば、これを持っているといいです。

いちいちパソコンで沿線や地図を印刷したり、携帯で検索しなくてもいいので便利です。





【次回の予定……エントリーシートについて】