【今回の表現】「わかる」はmengertiではないの?
【難易度】初級 ★☆☆(やさしい)
Halo, selamat siang.「こんにちは」
INJインドネシア語講師のイワンです。
Apa kabar?「お元気ですか?」
授業の中で、ある学生が次のような短い会話を作りました。
A: Tahun depan temanku akan datang ke Jepang.
来年、友人が日本に来ます。
B: Oh ya? Kapan?
本当?いつ?
A: Belum mengerti.
まだわかりません。
上記のインドネシア語の会話と日本語訳を比較して、不自然な点はありますか?
「ない」と答えた人は、mengerti に注目してみましょう。
mengertiは「わかる」という意味で、belum mengertiは「まだわかりません」となり、一見、問題がないように思われるかもしれません。
しかし、実は、このmengertiの使い方は誤りです。
mengertiは「受けた情報を理解する」という意味を持つ動詞です。
ですから、上記の会話でmengertiを使うと、「友人はいつ日本に来るのか言ったが、私はまだ理解できていない」という意味になります。
もちろん、元々、その会話で伝えたかったのは「理解する」ではなく、単に「まだわからない」という意味です。
では、なぜmengertiの使い方を間違えてしまったのでしょうか?
それは、「わかる」という単語の直訳になっていたからです。日本語の「わかる」には、「理解する」という意味だけではなく、「事実がはっきりする(判明する)」という意味もあります。
しかし、mengertiには「理解する」という意味だけで、「事実がはっきりする(判明する)」という意味はありません。
上記の会話で言いたかった「まだわかりません」の日本語は「まだはっきりしません」に置き換えられるので自然な日本語ですが、インドネシア語はbelum mengertiを使うことができません。
では、インドネシア語の正しい単語は何でしょうか?
それは、belum tahuです。
tahuは「知る」という意味なので、上記の会話の belum tahu は「(友人の来日する日程はまだ知らない」という意味になります。
A: Tahun depan temanku akan datang ke Jepang.
来年、友人が日本に来ます。
B: Oh ya? Kapan?
本当?いつ?
A: Belum tahu.
まだわかりません。
では、mengerti と tahu の違いがもっとわかるように、次の例文で比較してみましょう。
1. Saya tidak tahu berita itu.
私はそのニュースを知りません。
→ そのニュースをまだ聞いていない。
2. Saya tidak mengerti berita itu.
私はそのニュースを理解していません。
→ そのニュースを聞いたことがあるが、内容は理解できていない。
このように、tahu と mengerti は意味が違います。
これで、mengerti と tahu の違いや使い分けはわかりましたね。
ちなみに、「知る」の意味を持つ単語は、tahu のほかに kenal という単語もあります。これらの単語の使い分けはわかりますか?
それを知りたい方は、私の授業に来てください。
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Ayo, belajar bahasa Indonesia bersama saya.
さあ、私とインドネシア語を勉強しましょう。
Sampai jumpa lagi!
それでは、また!
次回のブログのテーマは、まだ考え中です。
皆さんが正しいインドネシア語を使えるようにあれこれ考えています。
もしインドネシア語を勉強していて疑問に思うことがあれば、参考にしたいのでコメントで教えてください!
お楽しみに!

