【イワンのらくらくインドネシア語90】orang besar はお相撲さん?

【今回の表現】orang besar (大きな人)はお相撲さん?
【難易度】初級 ★☆☆(やさしい)

 

Halo, selamat siang.「こんにちは」

INJインドネシア語講師のイワンです。

Apa kabar?「お元気ですか?」

 

前回のブログは読みましたか?
kamar kecil の使い方は、もうわかりましたね!

 

今回のブログでも、引き続きインドネシア語のイディオムを紹介します。


ご存じのように、イディオムとは、複数の単語が組み合わさり、本来の意味とは異なる新しい意味を生み出す表現のことです。

 

今回、紹介したいイディオムは orang besar です。
では、次の会話を見てみましょう。

 

Aさん(日本人)とBさん(インドネシア人)の会話で、場面は相撲大会の観戦です。

 

A : Untung kita bisa dapat tiket.
B : Iya, yang menonton banyak, ya. Kamu suka sumo?
A : Tidak juga sih, tapi aku mau berteman dengan sumo.
B: Mengapa?
A : Karena kata orang Indonesia, kalau ingin sukses, 

 aku harus berteman dengan orang besar.
B:  Hah? Hahaha.

 

A:チケットを取れてよかった。
B:そうだね。観客が多いね。君は相撲が好きなの?
A:そうでもないけど、お相撲さんと友達になりたいんだ。
B:どうして?
A:インドネシア人が、成功したければ

       大きな人と友達にならなければならないって言っていたから。
B:え? ハハハ(笑)

 

ここで、会話の流れを説明しましょう。

 

Aさんは、インドネシア人から「成功したいなら orang besar(大きな人)と友達にならなければならない」と言われました。


そこで、相撲が特に好きというわけではないけど、「体の大きな人」であるお相撲さん=orang besar と友達になろうと思い、相撲大会に来たのです。

 

その理由を聞いたBさんは、思わず笑ってしまいました。

なぜBさんは笑ったのでしょうか?

 

それは、orang besar はイディオムであり、文字どおりの「大きな人」という意味ではないからです。

 

orang は「人」、besar は「大きい」という意味なので、直訳すると「大きな人」になります。
 

しかし、イディオムとして使われる場合、この「大きい」は「体の大きさ」ではなく、「権力の大きさ」を表します。

 

つまり、orang besar は「権力を持つ人、権力者」という意味なのです。

 

Aさんの知り合いのインドネシア人が言ったKalau ingin sukses, harus berteman dengan orang besar. は、「成功したければ、権力者と友達にならなければならない」という意味になります。

 

orang besar だけでなく、その反対の orang kecil にもイディオムとしての意味があります。


orang kecil は「権力者」とは反対で、「権力のない人、庶民」という意味です。

 

次の例文を見てみましょう。

 

Politikus itu tampak membela rakyat kecil, tetapi sebenarnya lebih mementingkan uang.
 

その政治家は庶民を守っているように見えるが、実際はお金を最優先している。

 

 

これで、イディオムである orang besar と orang kecil の意味と使い方は分かりましたか?

 

このようなイディオムをもっと知りたい方は、ぜひ私の授業に来てください。
面白く、わかりやすく説明します。一緒にインドネシア語を楽しく勉強しましょう。

 

現在、INJカルチャーセンターでは、通学とオンラインの両方でグループレッスンを行っています。

 

最近は、首都圏以外の地方の方、インドネシアやシンガポールなど国外在住の受講生が増えています。

 

今回のブログのように、講座では、日本人が苦手なわかりにくい部分も詳しく説明しています。レベルや目的に合った講座で勉強して、インドネシア語がどんどん上達するようにがんばりましょう!

https://www.indonesia.co.jp/lesson/group/

 

Ayo, belajar bahasa Indonesia bersama saya.

さあ、私とインドネシア語を勉強しましょう。

Sampai jumpa lagi!

それでは、また!

 

次回のブログのテーマは、まだ考え中です。

 

もしインドネシア語を勉強していて疑問に思うことがあれば、参考にしたいのでコメントで教えてください!

 

お楽しみに!

 

【今回の表現】kamar kecil は「小さな部屋」?
【難易度】初級 ★☆☆(やさしい)

 

Halo, selamat siang.「こんにちは」

INJインドネシア語講師のイワンです。

Apa kabar?「お元気ですか?」

 

今回のブログでは、インドネシア語のイディオム(慣用句)を紹介します。
イディオムとは、複数の単語が組み合わさり、元の意味から離れて新しい意味を生み出す表現のことです。

 

では、次の会話を見てみましょう。


場面は、日本人の留学生がインドネシアの不動産会社で部屋を借りようとしている状況です。


会話は A さん(不動産会社のスタッフ)と B さん(日本人留学生)です。

 

A: Kamar ini bagaimana? Kamarnya luas dan ada AC.

B: Saya tidak mau. Saya mau kamar kecil.

A: Iya, ada toilet di dalamnya.

B: Ada toilet, penting, tetapi saya mau kamar kecil.

A: ????

 

 

A: この部屋はいかがですか?広いし、エアコンもついています。
B: いえ、結構です。私は kamar kecil がほしいです。
A: はい、トイレは中にありますよ。
B: トイレがあるのは大事ですが、私は kamar kecil がほしいのです。
A: ????

 

ここで、会話の流れを説明しましょう。


Aさんはエアコン付きの広い部屋を勧めましたが、Bさんは断り、「kamar kecil が欲しい」と言いました。

 

すると A さんは「トイレはありますよ」と答えました。

 

しかし、Bさんは再び同じことを言い、 Bさんの言いたいことはA さんには伝わりませんでした。

 

では、Bさんの言う kamar kecil はどのような意味でしょうか?

 

B さんは kamar「部屋」+ kecil「小さな」という意味から「小さな部屋」のことだと思っていました。ひとり暮らしなので「小さな部屋がいい」と伝えたかったのです。

 

しかし、Aさんが理解できなかったのには理由があります。


実は、インドネシア語の kamar kecil は「小さな部屋」ではなく、「トイレ」という意味のイディオム(慣用句)です。

 

インドネシア人に kamar kecil と言うと、当然ながら「トイレ」のことです。

 

では、「小さな部屋」と言いたい場合は、どのように表現すればよいでしょうか?
正解は、kamar と kecil の間に yang を入れて、kamar yang kecil と言います。
 

Bさんが Saya mau kamar yang kecil.「私は小さな部屋がほしいです」と言ったら、誤解は生まれず、スムーズに会話が進んだことでしょう。

 

しい会話例

A: Kamar ini bagaimana? Kamarnya luas dan ada AC.
B: Saya tidak mau. Saya mau kamar yang kecil.
A: Baik, ini kamar yang kecil. Bagaimana?
B: Ya, saya mau ini.

 

 

A: この部屋はいかがですか?広いし、エアコンもついています。
B: いえ、結構です。私は小さな部屋がほしいです。
A: 承知しました。こちらが小さな部屋です。いかがですか?
B: はい、これにします。

 

インドネシア語にはイディオムがたくさんあります。イディオムを知らないと、今回のように違う意味に取られてしまうことがあるので注意しましょう。


kamar kecil のようなイディオムをもっと知りたい方は、ぜひ私の授業に来てください。面白く、分かりやすく説明しますので、一緒にインドネシア語を楽しく勉強しましょう。

 

現在、INJカルチャーセンターではグループレッスンは、通学、オンラインの両方で行っています。

 

最近は、首都圏以外の地方の方、インドネシアやシンガポールなど国外在住の受講生が増えています。

 

今回のブログのように、講座では、日本人が苦手なわかりにくい部分も詳しく説明しています。レベルや目的に合った講座で勉強して、インドネシア語がどんどん上達するようにがんばりましょう!

https://www.indonesia.co.jp/lesson/group/

 

Ayo, belajar bahasa Indonesia bersama saya.

さあ、私とインドネシア語を勉強しましょう。

Sampai jumpa lagi!

それでは、また!

 

 

次回のブログは、orang kecil のイディオムについて書きます。

 

もしインドネシア語を勉強していて疑問に思うことがあれば、参考にしたいのでコメントで教えてください!

 

お楽しみに!

 

【今回の表現】hanya karena「~というだけで」②
【難易度】中級 ★★☆(少し難しい)

 

Halo, selamat siang.「こんにちは」

INJインドネシア語講師のイワンです。

Apa kabar?「お元気ですか?」

 

前回のブログでは、インドネシア人が日常会話でよく使う表現 mentang-mentang「~というだけで」 を紹介しました。

 

mentang-mentang は、よくない結果・不満を表すときに使う表現なので、mentang-mentang は、よいこと・ポジティブな結果には通常使われません。

 

では、よいこと・ポジティブな結果には、何を使ったらよいでしょうか?

 

まずは、次の2つの会話を見てみましょう。

 

会話1では mentang-mentang が使えません。

しかし、会話2では mentang-mentang を使うことができます。

 

どちらも、空港の入国審査を終えた友人との会話です。

 

【会話1】

A:Kok kamu bisa cepat keluar? 

        Tadi antrean imigrasinya pendek, ya?

 

B:Panjang sekali lho. 

        Tapi, (?????) aku bawa anak kecil, aku didahulukan.

 

A:なんで早く出られたの?

       入国審査の列が短かったの?

 

B:とても長かったよ。

        でも、小さい子どもを連れていたというだけで/から優先してもらった。

 

【会話2】

 

A:Kok kamu lama sekali keluarnya?

       Tadi antrean imigrasinya panjang, ya?

 

B:Sebenarnya antrean di depanku tidak panjang. 

    Tapi, rombongan di belakangku didahulukan. 

    Mentang-mentang mereka bawa anak kecil, aku dikebelakangkan.

 

A:なんでそんなに時間がかかったの?

        入国審査の列が長かったの?

 

B:実は、僕の前の列は長くなかったんだ。

       でも、後ろにいたグループが優先された。

       小さい子どもを連れていたというだけで/から、僕は後回しにされちゃった。

 

 

この2つの会話では、どちらも bawa anak kecil「子どもを連れている」という理由が述べられています。

 

しかし、会話1の結果は aku didahulukan「優先してもらった」 でよい結果、

会話2の結果は aku dibelakangkan「後回しにされた」で悪い結果です。

 

会話2は、結果が悪いので mentang-mentang で理由を述べればよいことは、もうわかりましたね。

 

しかし、会話1は、結果がよいので mentang-mentang が使えません。では、会話1の(?????) の部分には何を入れたらよいでしょうか?

 

はい、そうです。結果がよい場合には、中立的な表現の hanya karena「~というだけで」、もしくは、 単に karena「~だから」 を使えばよいですね。

 

そうすると、会話1の文は次の通りになります。

 

Tapi, hanya karena / karena aku bawa anak kecil, aku didahulukan.

でも、小さい子どもを連れていたというだけで/から優先してもらった。

 

インドネシア語には、このように使う場面によって意味やニュアンスが変わる表現がたくさんあります。文脈に注意して、自然な使い方を身につけましょう。

 

mentang-mentang, hanya karena は会話によく使う表現ですが、ニュアンスの違いをきちんと理解して正しく使っていますか?正しい使い方を知りたい方は、ぜひ私の授業に来てください。面白くわかりやすく説明しますので、一緒にインドネシア語を勉強しましょう。

 

現在、INJカルチャーセンターではグループレッスンは、通学、オンラインの両方で行っています。

 

最近は、首都圏以外の地方の方、インドネシアやシンガポールなど国外在住の受講生が増えています。

 

今回のブログのように、講座では、日本人が苦手なわかりにくい部分も詳しく説明しています。レベルや目的に合った講座で勉強して、インドネシア語がどんどん上達するようにがんばりましょう!

https://www.indonesia.co.jp/lesson/group/

 

Ayo, belajar bahasa Indonesia bersama saya.

さあ、私とインドネシア語を勉強しましょう。

Sampai jumpa lagi!

それでは、また!

 

次回のブログのテーマは、まだ考え中です。

皆さんが正しいインドネシア語を使えるようにあれこれ考えています。

 

もしインドネシア語を勉強していて疑問に思うことがあれば、参考にしたいのでコメントで教えてください!

 

お楽しみに!