久々に『メイキング・オブ・メヘンディ』です。
背中に女神ラクシュミーのリクエスト。
写真のように描いていきます。
重要なのは、最初の時点。輪郭をざっくり描いて、写真を撮り、お客様に、大きさをまず確認します。
イメージよりも、大きすぎたり小さすぎたりした場合には、この時点で修正します。
大きさって、結構大事です。
あとは、この手のデザインの場合は(孔雀のときもそうですが)、私は必ず顔から描きます。
まず、顔が決まらないと、気分的に駄目。
それか徐々に全体に完成させていきます。
女の人は、下着の関係がありますので、基本的にはこすれない場所を狙って描きます。
衣類で常にこすれる場所は、やはり色が早く剥げる傾向ありますので。
そんなわけで、ぶっちゃけ、ブラの上にどん!といきました。
背中のセンターで、背骨の真上、ですので、染まりがやや心配な位置ですね?(講座を受講された方は、この理由はご存知ですよね?)
というわけで、基本的には重ね描きしましょうねというお話ですが、テーピングの上、そのまま寝ちゃうというお話だったし、とてもお若い方だったので、案外染まりは、一発でもある程度、期待できるかもしれません。
背中に女神ラクシュミーをしょって帰ったこのお客様は、顔が、お人形のように可愛いらしい方でしたが、生まれてからこの方、日本の経済が良かったことの無い世代。
夢をあまり見ないような感じがしました。
年よりもかなり現実的で、しっかりしていますが、何だかかわいそうですよね、大人が駄目にしたこの社会のせいで、明るい未来をイメージしにくくなってるんだと思うと、不憫です。
ラクシュミーといえば、美と富の象徴。
美は既にお持ちなので、富を得て、明るい未来に暮らしていて欲しいものです。
最近思うのです。
自分が年をとったのかもしれませんが、若い子たちを見てると、景気の良かった時代を経験した事がなくて、政治もひどいので、日本という国に生まれた事に、誇りや喜びを持ちにくくなってるような気がするんです。変わりに漠然とした怒りや、軽蔑・・・そんな感情が垣間見える事もあります。
根拠の無いプライドや、過剰な自信を持つ必要は、もちろんありませんが、子供が親を選べないように、人は生まれる国を選べませんから、自分の国を肯定的にとらえることは、そこに生まれた自分をも肯定する第一歩として、非常に重要だと思うのです。
ここはひとつ、私達大人がふんばり、良き成功例を見せてあげることが、若い子達の夢や希望になるんではないかと、思ったりする、今日この頃です。
