インドの花婿。通常インドでは、結婚式のパーティを夜行います。
でももう、準備万端。
この笑顔、まるでカンボジアのアンコール遺跡の彫刻に見られる「ミステリアス・バイヨン
」=クメールの謎の微笑み、にそっくりで、穏やかで幸せそのものです。
いずこの国も、ちゃんと自分達によく似合うものを知っていて、民族衣装とはそのように出来ているんでしょうねえ。
この華やかな衣装が、明るい日差しとその美しい顔立ちに実にナチュラルにはまって、映える事はえること!
本当に良く似合っていると思います。
ちなみにアンコール遺跡は、宗教的に言うと、初期のものは仏教、後半からヒンディー寺院郡が増える、ミックスの遺跡です。
これは、国の宗教が、仏教からヒンディーへと移行した影響で、遺跡群には、仏頭もあれば、シヴァも居る、といった具合。
アラブや砂漠に心を奪われていると、ふらっとインドからこんな写真が届いたりして、いきなり極彩色の激しいアジア世界に引き戻される感じです。